お世話になっております、ロックショアにしか興味がないおりこみです。
「ロックショア」という釣りに挑むというあなたは、おそらく大物を求めるアングラーの方ではないでしょうか?
だからこそ、このフィールドで使用するラインシステムに思慮を巡らせ、情報を照査しているのでしょう。
ラインシステム、PEとリーダーの組み合わせ・バランスについて語るうえで、私がロックショアでのと断って記させていただいているのは、ショアともオフショアとも、異なる考えでラインシステムを組んでいるからです。
という事で今回は、ロックショアでのラインシステムについて
PEとリーダーの組み合わせ・バランス
ショアやオフショアとは異なる理由、その考え方
これらについてを記事にしました。
ロックショアでのラインシステムについてお悩みの方はご参考に!
またご自身の考え方や、メソッドがある方も『こういう考えもあるんだな~』と一考してみてください。あなたのラインシステムがさらに昇華するかもしれませんし、選択肢が増える事でさらなるチャンスが巡ってくるかもしれませんよ。
ロックショアでのラインシステム、PEとリーダーの組み合わせ・バランスについて
PEライン、およびリーダーの引張強度(lb.)はメーカーによって、また同じメーカーでも銘柄によって異なりますよね?
またメーカーによっては最大値だったり平均値だったり…
なので今回は私が普段使用しているメーカー、銘柄を基準にお話しさせていただきます。
また私がロックショアで使用しているPEラインのサイズ4号~6号、を参考例としています。
一般的な(ショアなどでの)PEラインとリーダーの組み合わせ
まずは一般的によく言われている組み合わせ、同等程度の引張強度による選定、こちらを表にしてみました。
私もロックショアでの釣行以外、ではこのバランスで使用しています。
そもそもショアでは4号以上は使用しません。あくまでも組み合わせ・バランスの話です。
同等の引張強度で選定している、ということでご理解ください。
PEライン | ナイロンリーダー |
4号 (70lb.) | 18号 (70lb.) |
5号 (80lb.) | 20号 (80lb.) |
6号 (90lb.) | 22号 (90lb.) |
ロックショアでのPEラインとリーダーの組み合わせ
絶対にこの範囲内、という訳ではないのですが私がロックショアにて選定する組み合わせ、こちらも表にしてみました。
PEライン | ナイロンリーダー |
4号 (70lb.) | 20~30号 (80lb.~120lb.) |
5号 (80lb.) | 24号~40号 (100lb.~150lb.) |
6号 (90lb.) | 24号~40号 (100lb.~150lb.) |
上記の一般的な組み合わせと比べてみてください。
明らかにリーダーの方が強い、つまりは太いラインを選定をしています。さらには範囲があることがおわかりいただけるのではないでしょうか?
この理由について、を詳しくお話ししていきます。
ロックショアでのラインシステム・組み合わせの考え方
ロックショア、つまりは磯で釣りをするわけです。
例えばこんな張り出しが前方にある場所で、もしくはここが釣り座になるかもしれません。
根ズレのリスクが高い…というより根ズレすることを前提で魚を掛け、釣り上げなければならないようなこともありえるのです。
根ズレすることが前提、で釣りを、ラインシステムを組み立てる…こんな状況がままあるのが沖磯です。
自分が渡礁した磯に限らず、点在する小磯、視界に入らない沈み瀬なども存在しているのが、ロックショアという環境…
根ズレは友達!
だって毎回だもの…
これぐらいのつもりでラインシステムを組まなければ、まともに魚を釣り上げる事などできない、釣りが成り立たない、ということです。
ゆえにPEラインよりも強いリーダーを選択することが必須。
根ズレ前提であるがゆえのリーダーの選択という訳ですが、渡礁する磯によっては張り出し、小磯、沈み瀬などがまったく存在しない…まるで海原に浮かんだ筏を思わせる、円柱形の柱のような磯も存在しています。
場合によっては根ズレを勘案する必要のないような磯も存在するため、選択の範囲が広くなっているのです。
しかし私の場合、自身の知覚できないストラクチャーにも備え、若干強めのリーダーを選択することが多いですね。
ロックショアでのラインシステム・組み合わせにデメリットはないのか?
デメリットうんぬん…そんな事よりも、そもそもこういう場所で釣りをしなければならないので、かなり強めのリーダーを組んでおかなければ釣りになりません。
「魚を獲る事が出来ない、釣りが成り立たない」という意味です。
私の場合、ではありますがメインラインにしても、リーダーにしても、太いラインを使用する事にデメリットが生じない、ベイトタックル、ワインドレス機・レバードラグリールを使用しているので、この点に関してはよくわかりません。
こういうラインシステムが必要な事はわかっているので、デメリットを回避するためにこんなタックルを選定している訳でもあります。
スピニングタックルだと太糸を使用すると、なにかと大変らしいです。
しかしどんなタックルを選ぶにせよ、大物を求め、こんな環境、こんな場所に挑む訳ですから、こういう釣りに挑む方はデメリットうんぬん、なんてことは考えませんよね…
根ズレをしたとしても「確実に魚を獲る!」そういうラインシステムを組まなければなりません。
ロックショアでのPEとリーダーの組み合わせ、バランスについて、さいごに
この記事ではロックショアでのラインシステム、PEラインとリーダーの組み合わせ・バランスにつてをお話しさせていただきました。
あくまでも私の考え方ではありますが、ロックショアに挑まれるのであれば、必ず考える事柄だと思います。
この点についてお考え、お悩みでしたらご参考に!
あなたが確実に大物を仕留めるその日を、心待ちにしております。
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