10年ほど前に盛大な釣具の断捨離をおこなった、おりこみです。お世話になっております。
私は幼少の頃よりはじめた海釣り、投げ釣りやウキ釣りからはじまり、バスフィッシングにものめり込み、成人してからはメバリングにシーバス、チヌトップ、エギング、オクトパッシングに、ロックフィッシュ、フラットフィッシュ、ショアジギングとジギング、タイラバ、さらには沖磯でのフカセ釣り、ロックショアプラッキング…
もしかしたら他にもあるかもしれません。様々な釣りを行ってきました。
当然ながら我が家は数え切れぬほどのロッド、リール、ルアーに様々な小物類、仕掛け類…磯靴、磯ブーツ、デッキブーツ、ライフジャケットにフローティングベストにロックショアベストまで…大小さまざまなサイズのクーラーやらバッカンやらタックルケースにルアーケース…
言い出したらキリがないのでこのあたりにしておきますが、『釣具屋でも始める気なのか!?』と言いたくなるような、とんでもない量の釣具類で溢れかえっていました。
同じような方…いらっしゃるのではないでしょうか？
『自分は釣人なのか、それとも釣具コレクターなのか？』と考えた事はないですか？
そして『釣具類の整理をした方が良いのではないか…』『釣具の断捨離、考えてはいるけどなかなか…』と思い悩んでいるのではないでしょうか？
そんなあなたこそ、今すぐ行動すべきです！
今回の記事では、
釣具の断捨離について
断捨離によって得られるメリット
おすすめの方法
こんな内容をお話しします。
私は上述したとおり様々な釣具類が溢れかえっていた状況、ゴミ屋敷ならぬ釣具屋敷だった訳ですが…現在では沖磯でのフカセ釣りのタックル、ロックショアプラッキングのタックル、ほんの少しだけショアジギングタックル、しか所持していません。
釣具が溢れかえっていた時期と比べると、1/10程度の量になったのではないでしょうか？しかしながらそれで十分釣りを楽しめています。
釣具の断捨離をおこなったあなたは、今以上に釣りを愛し、洗練された釣りのスタイルを手に入れ、さらなる釣果を手にし、釣りガールからキャーキャー言われるようになることでしょう(釣りガールの件は知らんケド)。
釣具の断捨離とは？ただの釣具の整理ではありません
そもそも「断捨離」とは？
(前略)
「断捨離」のそれぞれの文字には、ヨーガの行法（ぎょうほう）である断行（だんぎょう）・捨行（しゃぎょう）・離行（りぎょう）に対応し、
- 断：新たに手に入りそうな不要なものを断る
- 捨：家にずっとある不要な物を捨てる。
- 離：物への執着から離れる
という意味がある。
(以下略)
出典：ウィキペディア
ただただモノを捨てるだけの不用品の処分、または片付け、整理整頓の方法論などではありません。
自分にとって価値のある本当に必要なモノとは何なのか、不必要なモノはどれなのかを考え、選択しモノへの執着心を改める、という生き方に対する考え方を指します。
この考え方を釣り道具、そして釣り自体においても取り入れる事が「釣具の断捨離」という訳です。
釣具の断捨離、メリット、するべき理由
断捨離によりもたらされるメリット＝するべき理由、と考えていただいてかまいません。
それぞれについて詳しく考えていきましょう。
断捨離によりスペース、時間、お金に余裕ができる
自分の釣具類、収納している場所などを確認してみてください。冒頭の私のような、とんでもない事になってはいませんか？
断捨離をすることで当然モノが少なくなります。釣具類が今の半分の量になったら…と想像してみてください。空間的なスペースが増える事は簡単に想像できるでしょう。
また整理したり、管理したりする事も容易になり、必要なタックルの準備も手早く行う事ができ、時間的なゆとりが生まれます。その分、釣行時間を増やす、もしくは他の用事にあてる事もできるようになるのです。
さらに『あのルアー使いたいんだけどドコ置いたっけ？』と探し回ったが見つからず再度購入、しかし実はルアーボックスの隅に埋もれてた…なんて事もなくなります。
同じルアーが何個も、なぜか同じ円錐ウキが複数個、プライヤーが何本も…思い当たる方はいらっしゃるのでは？
完全に無駄遣いですよね、コレ…こんな事もなくなります。
断捨離によって思考力が身につく
「自分にとって本当に必要なモノとは？不要なモノは？」これを考え、取捨選択をおこなっていくわけです。
これを繰り返す事で「必要のモノはコレだ！」と判断する力、「コレは不要だから処分しよう！」と決断する力が身につきます。
最初は失敗する事もあるかと思います。
『処分してしまったけどやっぱり必要だった…失敗した』と、しかしこの経験により本当に必要なモノが何か、を学ぶ事となり結果として思考力が身についていくでしょう。そして失敗する事は少なくなっていきます。
さらには購入する前に「本当に必要なのか？」と考えるようになり、不要な出費を減らすことにもなるでしょう。
釣具の断捨離をおこなう事で、いつのまにか考える力・判断力や決断力が向上する。これって素晴らしい事ではないでしょうか？普段の生活をより良いモノとする事にもつながるかもしれません。
断捨離する事で自分の釣りのスタイルを見直し、釣りがうまくなる
これは上述した「思考力が身につく」ことにも起因しているとも思います。
釣りとは判断と決断の連続である、と言っても過言ではないかもしれません。その時の海、潮の状況や魚の反応から、釣り方、仕掛け、ルアーを判断、決断する事は釣果にも直結するメリットであるといえるでしょう。
そして釣具を断捨離する事で『このリールをなぜ買ったのか？』『このロッドはこういう釣り方に向いている』『このルアーはこんな状況に良い』など色々と考える事になると思います。
釣具について改めて考える事で様々なタックル類、または自分の釣りのスタイルにも考えを巡らせ、必要なモノを取捨選択していくのです。
おのずと自分が本当にしたい釣り、釣り方、必要なタックルが見えてくるのではないでしょうか。
そして自分の釣りのスタイルが確立、洗練され、釣りがうまくなるはずです。
釣具を売る事でおこづかいに
釣具を断捨離するうえで処分する事、は避けては通れない工程、しかし処分といっても廃棄、つまりはゴミに出すのではなく売却する事をおすすめします。
釣り人であればご存知の方、利用した事がある方も多いでしょうが、釣具は売れる、そしておこづかいを得るor釣行の費用にあてる事ができるから、というのが理由ですね。
壊れたリールであっても『パーツ取りがしたいから』という理由で欲しがる方はいますし、どこのメーカーのモノかもわからないようなウキ、ボロボロのジェット天秤なんかでも『まとめて10円』とかですが、買い取ってくれる店舗もあるのです。
釣具の断捨離、やり方
具体的な方法、おすすめの方法などについてをお話しさせていただきます。
そして定期的に、たとえば釣りのオフシーズンになど、年に1度は行うのが良いでしょう。
そうする事でさらに断捨離をスムーズに行う事ができるようになりますし、釣具屋敷になる事を防げるのです。
釣具断捨離の手順
①釣具類をすべて並べてみる
所有している釣具の量、によってはなかなか難しいかもしれません。
そういう方はまずはこの魚種のタックルから、まずはロッドから、という具合に少しずつ進めていくのがよいでしょう。
②基準を決めて選別
「必要」か「不要」かです。
この基準は人によって異なると思いますが、１年で１回も使わなかったモノなどは「不要」と判断するべきだと思います。１年以上タンスの肥やし、タックルケースの重し、になっている釣具なんて「必要」とは言えないですよね。
「保留しよう」とか「もしかしたら使うかも…」なんていうモノも「不要」だと私は考えています、そもそもそういう考え方がゆえに、釣具が溢れかえる事となっているのですから。
私が10年ほど前に断捨離を行った際は「もうロックショア以外の釣りはやらない！」ぐらいのつもりで思い切って処分しました。
それぐらい思い切って行うのが良いと思います。本当に必要であれば、必要になった時に買えば良いと考えましょう。
③もう１度見直してみる
この「見直してみる」というのは「不要」と判断したモノを見直すのではありません。
そんな事をしていては『やっぱりコレ使うかも…』『処分するのもったいないな～』と迷うだけだからです。
ここで「見直してみる」事が必要なのは「必要」と判断したモノ。
「本当に必要なのか？」と改めて考えてみましょう。よくよく見直してみると「カラー違いの同じルアーが何本も…」「色違いの円錐ウキが複数個…」なんて事はザラにある事です。
『このルアーはめちゃくちゃ釣れる…だから他のカラーも』『状況によっては違う色のほうが…』私も釣り人ですので、わかります。
しかし同じルアーのカラー違いが10本あるなら似通ったカラーは厳選し、せめて５本にしましょう。色違いの同じシリーズのウキが10個あるなら浮力ごとに１色づつ、せめて５個に、とさらに選別するのがおすすめです。
④処分と釣具の整理、収納
「不要」と判断したモノは思い切って売っちゃいましょう。
そして「必要」と判断したモノ、これらは本当に大切なあなたの釣具類です。大切に扱い、釣りを快適にするためにも整理整頓し、収納しなければばりません。
釣具の断捨離を行うと必然的に、不要なルアーケースやタックルケース、タックルボックスなどがでてくると思います。
それらを利用し魚種別など、わかりやすく整理整頓をし、収納しましょう。
またこのケース類も「不要」なモノは処分するのが良いです、空のケースがあるとそこに収めるための釣具を買いたくなるのが、釣人ですから。
釣具の処分、おすすめの方法
釣具が売れる事、はみなさまご存知でしょうし、利用した事もあるかもしれませんが、ご紹介しておきます。
釣具をオークション、フリマアプリで売る
自分が「不要」と思っていても、欲しがる方はいるものです、壊れたリールやメーカー不明のウキなんかでも。
しかし不具合のあるモノを売る場合はきちんとその旨を記載しておきましょう、当たり前のことですが。
意外なモノでも売れますし、最も高く売れるのはこの方法な気はするのですが、実はデメリットがあります。
私の様に大量の釣具を売るケースなどは顕著なのですが、
- 出品自体の手間(写真の撮影etc)
- 包装や梱包、発送の手間
- 相場を調べる手間
- 売れるかどうかはわからない
やはり手間がかかるのが困ります。
また最も高く売れると上述していますが、相場を調べずに、またはなかなか売れないので値下げをしてしまい『安く売ってしまった…』というケースも考えられます。
釣具をリサイクルショップで売る
「釣具以外もまとめて売りたい」という方にはこの方法がおすすめです。
例えば引っ越しをするついでに断捨離しよう、なんてケースには良いかもしれません、なんでも買い取ってくれますからね。
しかし「釣具」に関していえば、専門のスタッフさんがいる店舗ならば安心ですが『思ったより安かった』『値段がつかなかったので持ち帰った』という事もありえます。
中古釣具買取専門店で買い取ってもらう
私が最もおすすめする方法はコチラ！そして中古釣具買取専門店における出張買取や宅配買取を利用する方法です。
さらには、釣具買取専門店 ウェイブ がおすすめです。
専門店なので釣具に精通したスタッフの方が査定してくれるので安心ですし、まとめて売ると買い取り額アップなんてサービスもあります。
また出張買取であれば自宅まで出向いてくれるので、私のように大量に断捨離したい方にはピッタリです。
また出張買取も宅配買取も、自宅近くに店舗がない方でも利用できるのも良いですね。
『宅配買取であればフリマアプリと同じように包装や梱包、発送の手間が…』と思ったでしょうか？
そんな方にも簡単なのが「宅配キット」というサービスです。ネットからの申し込みだけで自宅に「リール・小物用BOX」or「竿用BOX(定型or非定型)」を届けてくれ、さらに指定した集荷日の運送会社を手配もしてくれるのです。
しかも、出張料金、宅配キット、値段があわない場合の返品送料まで、費用はすべて無料です。
「返品送料が無料」はすごいですよね…買取査定額に自信があるからこそここまでできるのでしょう。
また万が一、値段がつかなかったケースでも無料で引き取ってくれるサービスまであります。もちろん送り返してももらえるのですが、自身で処分しようとすると手間がかかりますし、物によっては粗大ゴミとして処分する事になり、お金がかかってしまう事すらありえるのです。
『自宅近くに買い取ってくれる店舗があるからそこで買い取ってもらおう』という方、それはおすすめできません。
店舗に持ち込めばすぐに査定し買い取ってもらえます。しかし、考えてみてください。
査定を待っている間に店舗内を物色し、終了するころには新たに購入する釣具を手に取ってしまっている自分の姿を…
そして再び釣具屋敷へ…まさに負のスパイラルにおちいるのです。
なのでやはり出張買取や宅配買取がおすすめですね。
なんと言っても楽ですし、まずは無料のメール査定 
をしてみてはいかがでしょう？
釣具の断捨離のススメ、さいごに
今回は釣具の断捨離について、をお話しさせていただきました。
是非とも、実践していただきたいと思います。
また余談ではありますが「私はロックショアにハマったがゆえに釣具を断捨離したのか？それとも断捨離をしたがゆえにロックショアにのめり込んでいったのか？」なんて考えた事があります。
どちらにせよ断捨離はしてよかったと思います。私は現在、沖磯での釣りをこよなく愛し、この上なく楽しんでいるからです。
断捨離をおこなったあなたが、自身の愛する釣りを見つけ、洗練された釣りのスタイルに到達し、夢の大物を手に、釣りガールからキャーキャー言われる事を祈っております(釣りガールの件は知らんケド)。
コメント