お世話になっております、ロックショアヒラマサンガーのおりこみです。
先日、久しぶりにロックショア、沖磯釣行に行ってきたのですが…
非常~に、厳しい1日でした。
そんなむなしい釣行を苦汁を舐めるかのごとく思い返し、反省会と称し晩酌をしていた際、1つ気づいた事があります。
その日の1ヒットも1バイトも、朝マズメ、潮の変化に気付いた際、ナブラが立った時…私はウッドプラグを使用していたのです。
私は無意識の内に、ここぞ!という場面ではウッドプラグを使用していました。それほどの信頼感を寄せていたようなのです。
ヒラマサ、マグロ、GT、etc…大物を求めるアングラーであれば、誰もが釣具店で手に取った事があるであろうウッドプラグ。
しかしハンドメイドがゆえ非常に高価な物が多く、容易に手に入れる事も、試す事も叶わず、諦めてしまっている方も多いのでは?
かくいう私もその一人です。
高すぎて買えるか!
自分で作ってやる!
…と自作もしていますが、私は3本だけ市販品のウッドプラグを所有しているのです。
最近は大物狙いの樹脂ルアーの数も増え、良い物も多くなってきている気がします。
しかしながらウッドならではの水絡みの良さ、それに起因する独特のアクション…ウッドプラグへの憧れは拭い去れるものではないでしょう。
今回は私が使用しているウッドプラグ3本をご紹介
それぞれの特性、特徴
私が使用するシチュエーション
そこから見えてくるウッドプラグのメリット、デメリット
これらについてお話します。
ウッドプラグに興味をお持ちのあなたへ、その釣りにさらなる可能性を、より良い釣果を生み出すかもしれない情報をお届けできれば、と記しました。
ロックショアヒラマサ狙いで使用するウッドプラグ3本
私が実際に所有し、使用している物をご紹介します。
WooDream Akiya 170F
アキヤ 170 フローティングモデル
Size: 170mm Weight: 約60g Original Color:全3色
PRICE : ¥6,700(税抜き)WooDream が放つ Salt Water Lure 第一弾
相模湾でチューバと呼ばれるイワシをイメージしたフローティングペンシルベイト。流行に左右されないボディーに、漁具としての耐久性、そして秘められた可能性。プロの道具は難しいかも知れない。しかしプロ用の道具は、アングラー次第で究極の道具になり、使い手の意思に応えるポテンシャルを秘めている。
(中略)
推奨フック:OWNER Cultiva ST-66 #2/0 (#3/0)
出典:WooDream
推奨リング:#8クラス
なかなか扱っている店舗も少ないのでご存じない方が多いかもしれません。ハンドメイドのウッドプラグメーカーであるWooDreamのイワシを模したダイビングペンシルです。
ウッドプラグ全般に言える事ですが高い浮力を持ち、派手なアクション+イレギュラーな動きで高いアピール力があり、ダイビングペンシルでお馴染みの『ほうき引き』では横方向にスライドするように大きなS字を描きダイブします。
私は朝イチなど海の状況が全く解らない時によく使用しています。まずは激しくアピールし魚からの反応がないか、を確認するサーチベイトの役割といって良いでしょう。
包装の中に下記の様な取説が添付されており、『漁具』としてのこだわりを感じさせるルアーです。
Seven Seas VALKYRIJA Ⅱ 176F
ヴァルキュリア176F
レングス:17cm ウェイト:60g
適合フックサイズ:デコイYS81 1/0
デコイ YS82 2/0
オフショアからの使用を前提としたフローティングペンシルベイトです。
高浮力Wood素材を使用、動き、水絡みの良さ、
そして飛び出しにくくスムーズな誘い出しを可能に致しました。
1.6mm貫通ワイヤーで大型魚のストライクにも余裕で対応。
マイナーチェンジモデル(リヤ部分オリジナルパーツ採用)
ワイヤー強度は最強です!!
(以下略)
出典:君子遠徵釣具のProshopfishing
こちらも扱っている店舗は少ないでしょう。オフショアでの大物狙いの釣具メーカーであるSeven Seasのダイビングペンシルです。
上記のAkiyaに比べると小さめのS字を描くナチュラルなアクションをします。
「もう少しアピールしたい!」と思った時には『バブリング』もしくは『トゥイッチ』の操作で使用するのも有効!
また水面からの飛び出しが少ないことも特徴ですね。ウッドプラグはどれも『水に絡む』と表現されるように素材ゆえなのか、飛び出しは少ないのですが、特にこのルアーは顕著です。
制作時、左右を張り合わせるのではなく、前後に貫通する穴を開けワイヤーを通す製法で、フロントアイ部からベリーのスイベル部に向け水が抜けるようになっています。
貫通タイプのルアーはこの構造が水面から飛び出しにくい事、に影響しているのかもしれません。
もしくは飛び出しにくいよう、浮力を抑えたウエイトバランスなのかも?
私は他のルアーで反応がないとき、またミスバイトが多い時などに使用しています。ここぞ!という時の食わせるルアーという位置付けです。
SMITH ベビーランブオーEX F
(前略)
ベビーランブオーの動きをさらに進化させ、水がらみの良さを追求したウッドモデル。
一定のリズムで操作している最中に起こるイレギュラーで艶かしいウッド素材特有の動きは、アピール度をより高めると同時に追従した魚に微妙なバイトの間を与え、特に低活性時の誘い出しにより効果的です。
(中略)
LENGTH 145mm
WEIGHT 約68g
TYPE フローティング
HOOK フックレス仕様(推奨フックサイズ#2/0以上、推奨リングサイズ#6以上)
※参考テストタックル フック:ST66 #2/0 リング:WRCスーパーリング100Lb.MATERIAL ウッド
COLOR 全色
PRICE ¥3,900+税
(以下略)
出典:SMITH
オフショア製品の充実している釣具店などでは取り扱っている事があるので、見かけた事がある方もいらっしゃるのでは?こちらは様々なルアー、ロッド、その他釣具のメーカーであるSMITHのペンシルミノーです。
スローなただ巻きで水面直下をテロテロと泳ぎ、『ストップアンドゴー』などのアクションが有効です。
またこのフローティングモデルはダイビングペンシルとしても使用できます。メーカー側のアナウンスとしてはダイビングペンシルとは謳われてはいませんが…
ジャークによりダートアクションを起こす+浮き上がりやすいウッド素材のフローティングペンシルミノー、ダイペンのような使用が可能な事は容易に想像できると思います。
そしてもう1点、お伝えしたいのはウッドのルアーにしては安価であるという事。先に紹介した2点の半額程度の価格で購入できます。
- ただ巻きでナチュラルなアクション
- ジャークでの激しいアピール
- 145mmと小型
- 小型でありながら68gのウエイトがもたらす抜群の飛距離
私はあらゆるシュチュエーションで使用する事ができる万能ルアーであると思っています。
実際にこの記事の冒頭で述べたロックショア釣行にて1ヒット、1バイトをもたらしたのはこのルアーでした。
私が気に入っており、よく使用しているのもあるかもしれませんが、今まで数々の釣果をあげてきたウッドプラグでもあります。
沖磯での釣行の際には2タックル準備するのですが、どちらかには常にセットしています。
手に入れ易いルアーでありながら素晴らしい性能を誇るベビーランブオー EX F、私のいわゆる1軍ルアーです。
ロックショアでのウッドプラグのメリット、デメリット
ここまでお読みいただいた方あなたであれば、お解りかと思いますが「まとめ」として。
ウッドプラグのメリット
- 水絡みの良さ⇒水面から飛び出しにくく操作しやすい
- 時折起こるイレギュラーなアクション⇒魚のバイトを誘発
- 独特のアクション(ハイアピールの物が多い)
釣果に直結するメリットばかりだと感じますね。
ウッドプラグを使用した事がない方も一度は使ってみて欲しい、と思います。
ウッドプラグのデメリット
- 扱っている店舗が少ない
- 製造、販売数が少ない
- 高額
ハンドメイドがゆえ高額…
扱っている店舗が少なく、実物を確認できない上に、高額…
製造、販売数が少なく、人気の物は手に入れる事自体も難しく、中古であっても高額…
いや~
それで高いとか無理だわ~
私もそう思っていました…
そんなあなたにもおすすめなのが、コチラ⇒ベビーランブオー EX F
オフショア用品の充実している釣具店であれば扱っている事もあり、実物を確認する事もわりと簡単です。
またSMITHの製品であるがゆえか、流通数も多く、購入する事も容易であり、また価格も同等の樹脂ルアーとさほど変わりません。
ちなみに最近もう1本、追加で購入してしまった違うカラーはコチラ⇓
ロックショアヒラマサゲームで使用するウッドプラグ、さいごに
今回は私が使用しているウッドプラグ3本をご紹介しました。
3本とも非常に良いルアーだと思います。
初めてのウッドプラグを考えている方にはもちろん、いままでこれらのルアーを導入していなかった大物を求めるオフショア、ロックショアアングラーの方にもおススメです。
あなたにより良い釣果が、忘れられない釣行が、訪れる事を祈っております。
【追記】この記事の執筆後、こんなウッドプラグも購入しましたのでご参考に!
また、使用するフックについては⇓
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