変なルアーをみつけると…買わずにはいられない、おりこみです。お世話になっております。
まずはじめにご質問させていただきたいのですが…「あなたはどんな時にルアーを購入しますか?」
お気に入りのメーカーが新製品を発売した時、SNSにて話題のルアーを見つけた際、ロストしたモノの補充、釣具店のセールにて思わず…様々なケースがあるかと思います。
しかし私の場合は、激情に駆られた時です。
やりやがったな…メロン屋工房!
ふと訪れた釣具店にて、私の感情を揺さぶったこのルアー…
今回は、メロン屋工房のTWZ200F(アカイカ)について、
飛距離、アクション、魚からの反応
良い点、悪い点
沖磯からのロックショアキャスティングゲームにて使用し、
厳しくインプレッション
こんな内容をお伝えします。
メロン屋工房のダイビングペンシルTWZ200F、以前から気になっていたという方、『メロン屋工房のルアーってどうなの?』とお考えの方はご参考に!
メロン屋工房というメーカーについて
私は名前は知っていましたが、商品を購入したことはありませんでした。
オフショア用品の取り扱いが充実している釣具屋さん、などに赴くアングラーの方であればご存知でしょうか?
静岡県に会社を構えるメーカーさんで、オフショア用品、ルアー以外にもロッドや小物類も販売されています。
公式のホームページはコチラ⇓
もっと魚と出会うため、
あらゆる角度から可能性を模索する。
唯一無二のハイスタンダードクオリティで
多くのアングラーに「釣れる」感動を味わっていただきたい。
メロン屋工房の製品はいかなる状況でも
アングラーが最高のパフォーマンスを発揮するための
確かなアドバンテージとなるだろう。
スマートに、よりダイレクトに魚との対話を楽しんでみてほしい。
出典:メロン屋工房
私の激情を駆り立てた、メロン屋工房のTWZ200F(アカイカ)とは?
上述したメロン屋工房、というメーカーの販売するオフショア用のダイビングペンシルなのですが…
当ブログに訪れるのがはじめて、の方もいらっしゃるかと思います。
実は私は以前より、
こんな事をやってみたり、
こんな事をしながら、楽しい釣りライフを送っていました。
そして、今回とある釣具店にて私が見つけたルアーというのが、
コチラなのです…
当ブログの読者様、リピーターの皆様は私と同じく、激情を感じたのではないでしょうか?
釣具メーカーは市場調査やマーケティングリサーチを行ってから、商品の開発にとりかかっているはずです。
簡単に言えば、現在売れている商品を調べたり、将来売れるのかを予測したり、購入するターゲットを調査したり、みたいな事。
ならばこのルアー…
私「おりこみ」のみならず、当ブログの読者様をターゲットとしている、としか思えないではありませんか?
しかしながら私は渡船代や交通費、消耗品費など、なにかとお金がかかる釣り、ロックショアのシーズン最中、「そう易々と釣られるものか!」
…
開封してみると、こんなカンジ⇑
と、現在に至った次第、私は激情に駆られたのです。
ぐぬぬぬ…
私のような純真無垢なアングラーを手籠めにするとは…
ならばこそ徹底的に使い倒し、良い点も悪い点も包み隠さず、酷評する事もいとわない、私の激情の籠ったインプレを晒してやろう、と言う訳デス!
メロン屋工房のダイビングペンシルTWZ200Fの実釣インプレ
ここからが本番…
全身が筋肉痛になること必須のハードな沖磯釣行にて、100g超のヘビールアーを投げることが可能な重いタックルを使用、魚の反応がなくとも1日を通して投げ続ける事ができる、強靭な肉体と精神を併せ持つ私、おりこみが徹底的に使い倒し、インプレッションを致しましょう。
ぐふふ…
どれほどの酷評になることか…
TWZ200Fの飛行姿勢の安定性、飛距離
私は飛距離というより、飛行姿勢が安定している事に重点を置いています。
沖磯においては飛距離によるアドバンテージはさほどない、と私は考えているのです。
必要以上のロングキャストは自身の知覚できない沈み瀬などでの根ズレのリスクが高まりますし、遠方で青物を掛け他の磯を回られる、なんて事になればどうしようもありません。
さらに自身の立つ磯自体、その周辺がポイントになるケースも多く、5m程度の飛距離で釣りが成り立つ、なんてこともありえるからです。
また沖磯での釣り、特に寒の時期、そして快晴時には…爆風。
強烈な向かい風、横殴りの風、そんな状況下でも飛行姿勢を崩さず安定した飛距離を稼げること、これこそがロックショアキャスティングゲームで使用するルアー、に必要な性能だと考えています。
テスト当日、この日の午前中はほぼ無風…しかし正午あたりから待望の強風!
向かい風、横風、さまざまな方向からキャスティングを試みました…
ぐぬぬ…
抜群の飛行姿勢の安定性…
飛距離に関しては同等重量の樹脂ルアーと変わらないかな、という印象、しかし飛行姿勢は非常に安定しており、強風下でのキャストでも安定した飛距離を稼ぐ事ができるのです。
正直、ラピー…某有名メーカーのダイビングペンシルよりも風による影響を受けず、安定したキャストが可能。
TWZ200Fのアクション
これも重要なファクターです。
沖磯というフィールド…天候、風、潮流、目まぐるしく変化する状況、どのようなシュチュエーションで使用するのか?磯につく魚、回遊する魚、どんな魚を狙うのか?自然相手、生き物相手に答えを求める事などできません。
つまり、あらゆる状況で使用できるモノこそが優秀なルアー、というわけです。
ぐぬ…
使いやすい…
このTWZ200Fは、ただ巻きでは水面を滑ってくるようなカンジで特にアクションはしません。
ダイビングペンシルではおなじみの「ジャーク」いわゆる「ほうき引き」を行いながら試してみると…
ストロークを短くするとササッとS字を描き素早く浮き上がる小さなアクション、ゆっくりとストロークを長くすると大きなS字を描くアクションとなり、どちらの方法でも使用できそうです。
状況によって使い分ければ、様々な状況に対応できる事でしょう。
TWZ200F、魚からの反応・釣果
これこそが最も大切です。
そもそもこれはルアー、つまりは疑似餌、魚を釣り上げるためのツールなのですから。
ゆえに、魚を釣る事、誘う事ができぬのであれば、それはすなわち意味をなさない、無用の長物、という事になるのです。
ぐふぅ…
めちゃくちゃ魚寄ってくる…
釣果があがっています。
▼コチラの記事をご参考に▼
小型ではありますがカンパチ、またはヤズ(ブリの幼魚)も釣りあげています。
それ以外にもチェイスなどは何度も確認でき、魚を集める、魚にアピールできるルアーである事は間違いないでしょう。
まとめ、メロン屋工房、TWZ200F
TWZ200Fの良い点
- 安定した飛行姿勢・飛距離
- 様々な状況に対応するアクション
- 魚に対する抜群のアピール力
ルアーとして優秀であることはこれ以上、語るべきことはありません。
やりやがったな、メロン屋工房!
と言わざるを得ない、非常に優秀なダイビングペンシルなのです。
TWZ200Fの悪い点
実は1点だけ、気になる点があります。
私が購入し使用した、アカイカカラーは現在では販売されていません。
メーカーさんのHPでも確認できませんし、限定生産のカラーだったのか…廃番になってしまったのか…
これだけが残念な点です。
しかしカラーに関わらず優秀なルアーである事は間違いありません。
他のカラーであれば、大手のチェーン店などではなかなか扱っていることはありませんが、オフショア用品のラインナップが充実している店舗や、ネットにて購入できます。
メロン屋工房のダイビングペンシルTWZ200Fをインプレ、さいごに
今回はメロン屋工房のダイビングペンシル・TWZ200Fについて、をお伝えしました。
最近では自作のハンドメイドウッドプラグ、市販のウッドルアーばかりを使用しており、あまり市販品のプラスチックルアーを購入しない私なのですが…
激情に駆られ、思わず購入してしまった「やりやがったな…メロン屋工房!」と言わざるを得ない、非常に優秀なダイビングペンシル。
私の悪ふざけ的な紹介の仕方ではありますが、ホントに良いルアーだと思っております。
あなたのルアー選びの参考になれば、と思います。
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