お世話になっております、ロックショアアングラーのおりこみです。
寒の時期には多くの上物師や底物師・沖磯釣り師で賑わう沖磯、渡船屋さん…そんな中に紛れ、渡礁する私のようなロックショアアングラー、ルアーマンの方もいらっしゃるでしょう。
竿はロッドケースに収め、船のデッキ上のクーラー、バッカン、タックルバッグなどの上に積み重ね出船するのが基本だと思います。
ごくまれにロッドベルトなどで固定し、手持ちで持ち込む方もいらっしゃいますが、正直おすすめできません。
渡礁の際はバケツリレーの様な方法で荷物の受け渡しを行うので、不便。
さらには海が荒れた日には船はかなり揺れますし、船上で傷ついてしまう事も考えられます。もしくは渡礁の際や磯上で転倒し破損、なんて最悪のケースすらありえるのです。
渡船を利用して沖磯に渡るのであれば、ロッドを保護し安心して持ち運ぶため、ロッドケースを準備するのがベターだと思います。
という事で今回は、
ロッドを保護し、安心して沖磯に渡礁できるロッドケースについて
ルアーゲームで使用する、ロングロッドが収納可能なモノ
私が実際に使用しているドレス セミハード ロッドケース 180cmのインプレ
これらについてを記します。
- 『渡船を利用したロックショア釣行で使えるロッドケースが知りたい』と思っていた方
- 10ft~11ftクラスの2ピースロングロッドが収納できるロッドケースをお探しの方
- 『ドレスのロッドケースってどうなの?』と考えている方
私が3年以上、沖磯・ロックショア釣行に使用しているロッドケースをご紹介しますのでご参考に!
ロッドを安心・安全に持ち運び、渡礁することが可能になるでしょう。
ロックショアで使えるドレス セミハード ロッドケース 180cm
私がロックショア釣行にて使用しているロッドケースは、ウエア~小物類まで様々な釣り用品、などを扱うDRESS(ドレス)のセミハードロッドケース 180cmです。
ちなみに内寸は、179cm×10.5cm×9cm、私が測長していますのでおおよその値です。
私が使用しているモデルの後継モデルであればコチラ⇓
ロックショアで使用するロッドケースに求める性能
求める性能、を考えればどんなロッドケースを選択すれば良いか、を判断し選択できるかと思います。
- 渡船上、磯上でもロッドを保護できる堅牢性
- 磯への渡礁を安全に行える携行性
- ロングロッドやタモの柄を納めれる収納力
- メンテナンスの容易さ
私の場合はこのあたりを考え、ドレスのセミハードロッドケース 180cmを使用しています。
当然にこれらの性能を満たしている、という事です。
ドレス セミハード ロッドケース 180cmのメリット、デメリット
ドレス セミハード ロッドケース 180cmのメリット
これら以外にも便利な点などもあるのですが、特に良いのはこのあたりかな、と思います。
+αの良い点も含め、それぞれ詳しくご説明しましょう。
セミハードながらハードケース並の堅牢性
ドレス セミハード ロッドケース 180cmを購入する以前、は別のメーカーのPVC素材のセミハードロッドケースを使用しており、それでトラブル、ロッドの破損などがあった訳ではありません。
しかし大勢の磯釣り師でごった返し、慌ただしく渡礁する際、他の釣り人にロッドケースを踏まれたりしたら…
自身が渡礁する際にも、硬いハエの上に投げるように荷物を下ろす事もままあるので、もしその際にロッドが折れてしまったら…
もしくは渡船上で積み重ねられるロッドケースの様子を見ていたり、また他人のロッドケースでも投げるように置き捨てる方なんかも、たま~に…ではありますがいらっしゃり「もっと堅牢なロッドケースはないものか?」と考えてのです。
私はフカセ釣りにて沖磯に赴く際には、シマノ ロッドケース TOUGH&WASH リミテッドプロ RC-101Pというハード成形のロッドケースを使用しており「できれば同等程度の強度があるモノが…」
などと考えており見つけたのが、ドレス セミハード ロッドケース 180cm。
堅牢性を文章で伝えるのはなかなか難しいで…
乗ってみる事にします。
多少は歪むのですが、それはシマノのモノも同様。
ケースが完全に潰れてしまう事などはなく、ロッドは確実に保護できているでしょう。
ポリカーボネイトの頑強さのみならず、ワッフル状の凹凸のある形状も堅牢性に寄与しているのかもしれません。
軽量、かつ便利な持ち手+ショルダーベルトによる携行性
2.3kgという重量はハード成形のロッドケースなどに比べるとかなり軽い部類になります、ゆえに持ち運びが楽。
そして開封時には分割、持ち運び時には統合する(合体といえばわかりやすいでしょうか?)分割タイプの持ち手ハンドル、ボタン式などではなくはめ込むだけのタイプ。
手になじむ形状、グリップの利く素材で、持ち運ぶ際、渡礁の際にはこの持ち手ハンドルを使用するのが使いやすいですね。
また取り外し可能なショルダーベルトは磯歩きなどするには便利でしょうが、私はあまり使用しません。
しかし足場が悪い磯、切り立ったハエなどでチャランボを使用する際、このショルダーベルトを使って引っ掛けておくと便利なので取り外してはいないのです。これがなかなか良い仕事をします。
2本のロッドとランディングシャフトを納めれる収納性+α
収納性はこの画像などを見ていただければおわかりいただけると思います。
収納しているタックルは、
- 10.9ftの2ピース、センターカットのロッド
- 9.8ftの2ピース、4:6カットのロッド
- 6mのランディングシャフト(仕舞寸法は約110cm)
11ft以下の2ピース、センターカットのロングロッドも収納可能、ロックショアキャスティングゲーム、ルアーフィッシングに最適。
そして予備ロッド、タモの柄も収納できる容量です。
またその他+αの良い点として、
- 画像①ロッドケースの耐衝撃性を高める底面のアシ
- 画像②下部に取りつけられているロッドの飛び出し防止ネット
- 画像③片面に3ヶ所ずつ配置されたロッドを固定するマジックテープベルト
- クッション性のある内部生地
なんてアクセサリ、構造なども備えられています。
磯釣り用のロッドケースでは当たり前の様に取りつけられている底面のアシ、ルアーロッド用のロッドケースでは珍しいかもしれません。
またマジックテープベルトでロッドをしっかり固定、さらにはクッション性のある内部生地、によりロッドを確実に保護する事につながるでしょう。
そしてロッドの飛び出し防止ネット「マジックテープベルトでの固定を忘れていた…」そんな時でもロッドの落下を防いでくれます。
ロックショア釣行後、納竿の際には疲れているもの…忘れていた経験はないでしょうか?
自宅でロッドケースを開封した際に、バラバラッ、とロッドが倒れてきて地面に落下、キズつけてしまう、なんてトラブルを回避できるのです。
水や汚れに強いポリカーボネイト製でメンテナンスが楽
素材がポリカ、という事でお気づきかもしれませんが、水や汚れに強く、全身を潮に浴びるような沖磯釣行後、のメンテナンスが非常に楽です。
被った潮や汚れなども簡単に洗い流す事ができ、水洗いだけでも十分。
汚れがヒドイ場合などはタワシを使って洗い流せば良い程度です。
ただしファスナー部だけはよく水洗いし、場合によっては油を差しておくのがおすすめ。
ドレス セミハード ロッドケース 180cmのデメリット
正直な話、特に悪い点は思いつきませんでした、ですが1点だけ気になったのはこの点。
昨今の情勢、原材料の高騰や不足、物流の事情なども影響しているのかもしれません。
私が購入した当時はこんな事はなかったのですが…
ドレスの公式HPにおいても、ネット通販においても『売り切れ』である事が多いのです。
『少量生産』なる記載までされていたり…
しかし心配する必要はありません!
現在では▼コチラ▼のような後継機種が販売されているのです。
何コレ!?
めちゃくちゃ良い…
最初からこのロッドケースを販売してよ~
ロックショアで使えるロッドケース、ドレス セミハードロッドケース180のインプレ、さいごに
ロックショア釣行、渡船で渡る沖磯に、ロッドを持ち込む為のロッドケース、私の使用しているドレス セミハードロッドケース 180について、をお話しさせていただきました。
ロッドを保護し安心して収納、沖磯へ渡る事はとても大切な事ですし、ロッドケースについてお悩み、ご検討中でしたら参考にしてみてください。
あなたのロックショア釣行がより快適になれば、と思います。
さいごに、ひとつだけ注意点についてお話しするのを忘れていました…ロッドケースを購入し、ロッドを納めてみると、あなたにどんな変化が起こるのか…
メチャクチャ釣りに行きたくなります!渡船屋さんへの予約をお忘れなきよう、ご注意ください。
DRESSの公式HPは▼コチラ▼から…
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