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ロックショア釣行に必要不可欠!釣り用グローブ、夏用/冬用、各シーズンにおすすめの物

rockshore glove その他タックル
鳴り響くエンジン音を合図に、切り立った岩肌を掴み、垂直に近い磯をよじ登る。

磯に弾けた潮に濡れ、吹きすさぶ沖の強風に晒され、指先がかじかむ。

沖磯に潜む大物と相対すための堅牢なタックルを構え、強靭なPEラインに直結した極太のリーダー、その先にぶら下がる100g超のルアーを目前の潮目めがけ、渾身の力を込め投げ込んだ。

お世話になっております、ロックショアアングラーのおりこみです。

こんな事が日常茶飯事な沖磯でのロックショアジギング・プラッキング、この釣りにおいてフィッシンググローブは必須の装備となります。

しかしながら様々なメーカーから多種多様な製品が販売されていますし、正直…どれが良いのか迷ってしまいますよね?

またロックショア用などのヘビーゲーム専用のものはグローブといえども高価であり、『確かなもの、良いものを選びたい』とも思うのではないでしょうか?

この記事では、

ロックショアでの必須装備、グローブについて

必要な性能

夏用と冬用、それぞれ私が実際に使用しているもの

選択した理由使用してみての感想

これらについてお話しします。

ロックショアで使用するグローブ、その選択に迷っている方、もしくは『もっと良いものはないだろうか?』とお探しの方は参考にしてみてください。

確かなモノを使用し、安心で安全な釣行を行い、確実なキャストを行えば…そのグローブをはめた手で、未曾有の大物を掴む事に至るかもしれません。

ロックショアでのフィッシンググローブの必要性、必要な性能

ロックショアでの釣りにおけるグローブの必要性

まずはじめに、ロックショアゲームにおいてその必要性を考え、そこから必要な性能を考えてみましょう。

sharp rock face

私の言う「ロックショア」とは渡船を利用して渡る、沖磯でのルアーゲームを指します。

荒い潮に洗われた鋭い岩肌、群生するフジツボやカメノテ、転倒すればどうなるかは簡単に想像できるでしょう。また船首から垂直に近い岩肌をロッククライミングさながら、に登らなければならない磯へ渡礁することも…

また私は4~6号のPEラインに80lb~150lbのリーダーを直結というラインシステムを採用しており、100g超のルアーをキャストする事もままあります。キャストの際、またリーリング時においても、指にかかる負荷は決して軽いものではありません。

指や手のけがを防止する、といった意味での必要性は大きいでしょう。

また過酷な環境下での使用になります。ハードな使用に耐えうる強固な作り、が求められるのは当然の事です。

そして私は寒の時期に磯へ渡ります。夏磯には渡らない、とまでは言いませんが基本的に梅雨グレシーズン以降~9月中旬ぐらい(渡船屋さんによっては瀬渡し自体行っていない場合もあります)はオフシーズンとしています。

寒の時期の沖磯、渡った事がある方はご存知かと思いますが、磯に弾けた潮に全身を濡らし、吹きすさぶ沖の強風に晒されながらの釣り…寒さとの戦いといっても過言ではないでしょう。

防寒対策は必須といえます。

さらに私はヒラマサをメインターゲットとしています。また外道としてサメ、外道と呼ぶにはおこがましいブリやカンパチ、GTにマグロ、なども相手にする事もあるのです。

磯のスプリンターとも称される強靭な肉体を備えるヒラマサ、またはその他の強者・外道とのやりとりを制さなければなりません。

潮に濡れた状態でもタックルを保持できるグリップ力、も求められます。

ロックショアで使用するグローブに必要な性能

上に述べた必要性=必要な性能、つまりはフィッシンググローブに求める性能、と言っても良いのではないでしょうか?

  • 安全性
  • 堅牢性
  • 防寒性能
  • グリップ力

この4つの性能が求められると私は考えています。

ただし夏磯に渡る場合は冬用のグローブと別のモノを準備する必要があります。私が使用している冬用のモノは非常に防寒性に優れているのですが、春や初秋は使えません。

おりこみ
おりこみ

暑いのよ…

手汗がハンパない…

夏用には防寒性能の代わりに暑さ対策が求められるという事です。

よって、夏用と冬用を使い分けることをおすすめします。

夏のロックショア、で使用するフィッシンググローブ

先にお伝えしたとおり私は寒の時期の渡礁が多く、メインシーズンであり、夏磯にはあまりあがりません。

とはいえ9月後半~10月上旬や5、6月の梅雨グレシーズンであっても快晴時には遮蔽物のない沖磯、海面からの照り返しも手伝い、灼熱の釣行となります。

ですがロックショアで使用できるようなグローブ、ロックショア専用と謳われているモノやオフショア用のモノなどは非常に高価で、しかもグローブは消耗品です。

沖磯で使用すると、渡る頻度にもよりますが1シーズンでボロボロ…なんて事はままあります。

なので私は冬用は釣具メーカーの専用のモノ、夏用は代用できそうな安価なモノを使用していたのですが…

おりこみ
おりこみ

なんかイマイチだな~

これが正直な感想、使えないとは言いませんがやはり専用の物が良いかな…と最近導入したのは、

RBB's gloves

RBB エクストリームグローブ…実は別メーカーの今年発売の新製品で良さそうだったモノを試着してみよう、と釣具店を訪れた際に試着し、目的のモノよりも私の理想に近く、即決で購入してしまいました。

親指・人差し指の指先にはしっかりとした牛革の補強が入っているのですが、それでいて柔らかく、ベイトタックル・レバードラグリールを使用し、サミングやハンドレベルワインドを行う事にも問題はありません。

さらに手の甲側はどう見ても夏磯用としてつくられたとしか思えない素材、まだ使用した回数は少ないですが、安全性堅牢性グリップ力暑さ対策に関しても申し分はないと思います。

冬のロックショアで使用するフィッシンググローブ

寒の時期の沖磯をメインシーズンとしている私にとっては非常な重要な装備であり、妥協を許すモノではありません。

特に防寒性能は何よりも優先すべき事項です。冬の沖磯という過酷な環境下においては、きちんと防寒対策をしておかなければまともに釣りなどできませんし、安全にも関わる事でもあります。

私が冬用として2シーズン以上しているのは、

SHIMANO's gloves

シマノ パールフィットフルカバーグローブ…その名のとおりフルカバー(5フィンガー)のグローブであり、また長めの袖口により保温性に優れています。

フルフィンガーのグローブは安全性保温性に優れていますがデメリットも存在します。

それはラインの結束やスナップなどの小物を取り出すなどの細かい作業の際に取り外さなければならない点です。

潮を被りながら釣りをする沖磯で、濡れたグローブを外そうとしてもなかなか脱げず、イライラしてしまった経験はないでしょうか?

このグローブには名称にもなっているパールフィット加工というものが施されていて、濡れていても簡単に着脱が行えます。

グリップ力は釣り専用のグローブなので合成皮革、人工皮革などが使用されており当然に優秀です。

またほどよい伸縮性と弾力性のある素材が採用されていて非常にライン操作がしやすいのも特徴です。

私はこのグローブの以前は、ロックショア用品なども多数扱うメーカーの専用グローブを使用していました。

専用品であり、堅牢な作りなのは良かったのですが、正直なはなし…指先は固くゴワゴワした感触もあり、ライン操作は非常にやりづらいと感じていました。

それに比べシマノのパールフィットフルカバーグローブはとても柔らかく、滑らかに指先が動く素材であり、私のようなベイトタックル・レバードラグリールを使用し、サミングやハンドレベルワインドを行う釣り人にもとても使いやすいグローブです。

堅牢性という点ではもっと強靭な専用グローブがいくつもありますが、このしなやかな素材のもたらす釣りの快適性はそれに勝っていると私は考えています。

安全性防寒性能グリップ力釣りの快適性(着脱やライン操作のし易さ)どれをとっても秀逸、と言って良いかと。

ロックショアで使用する釣り用グローブ、夏用/冬用、さいごに

今回は私がロックショア・渡船を利用して渡る沖磯、で使用しているグローブ、夏用/冬用それぞれの物についてお話しさせていただきました。

ロックショアにおいては妥協するわけにはいかない必須装備であり、あなたを守る保護具でもあります。

確かなモノを使用し安全な釣行を、それでいて快適な釣行に、臨めるよう祈っております。

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