ロックショア、私の場合は沖磯での釣り、を嗜み10余年になるおりこみです。お世話になっております。
私は初めて沖磯釣行に挑む際に…
沖磯に行くなら偏光グラスを
準備しておけ!
と、私に沖磯釣りを教えてくれた、いわゆるお師匠さんの様な方に言われるがままに偏光グラスを備えたメガネ、いわゆる偏光サングラスを準備する運びとなりました。
当時はなんとなく準備したのですが…以来、長きに渡って使用する重要なアイテムとなっています。
しかし『偏光グラスって何なの?』『釣りの為に本当に必要なの??』なんて思う方もいらっしゃるかもしれません。
なのでこの記事では、ロックショア・沖磯釣りにおける偏光グラス・偏光サングラスについて
その必要性、優位性やメリット
「何故なのか?」その理由
以上の内容についてを述べさせていただきます。
沖磯釣りでは後の項にて述べる理由にて必須の装備です。しかしショアの場合でも釣りを快適に、しかも有利にするアイテムでもあります。
偏光グラスを購入するか否か、と迷っている方、『偏光レンズとはどういうものなのか?』について考えていた方、は参考にしてみてください。
偏光グラスとは何なのか?そもそも「偏光」とは?
「偏光」なんて言葉に聞きなじみがない方もいらっしゃるでしょう。
別段、詳しくその意味を知る必要もないとはないとは思いますが、簡単にご説明させていただきます。
ここで言う「偏光」とは「一方向のみの光」といった意味です。
自然界では様々な方向から、目に向かって光が入ります。360°、全方向から光が照射してくる、と考えてください。
それらのほぼ全てを遮り、一方向のみ、例えば縦方向だけの光を通すのが「偏光グラス」です。
偏光グラスには偏光フィルムor偏光膜という層が内在されており「余計な方向からの光をカットしている物である」と考えると良いかもしれません。
ちなみにサングラスは着色されている事によってに「目に入ってくる光を抑える事ができるレンズ」と、考えてください。ついでに調光グラスは光の照射具合によって色素の濃さが変化する為、明るい場所でもやや暗い場所でも共用できるレンズです。
偏光サングラスが沖磯釣りに必要な理由
次に、なぜ必要なのか?についてをお伝えさせていただきます。主な理由としては…
- 直射日光、海面からの照り返しから目を保護する
- 磯に弾ける潮が目に入るのを防ぎ、守る
- 仕掛けやルアーが勢いよく戻ってきた際に目を防御する
- 海中の障害物を視認し、釣りを優位にする
コレらが偏光サングラスの利点であり、沖磯釣りに必要な理由です。そもそも目を守るための保護具であるので「必須」と言っても良いでしょう。
しかし保護具として考えるのであれば『別に偏光グラスではなく、サングラスでも問題はないのでは?』なんて考える方もいらっしゃるかもしれません。
コレはそのとおりで、偏光グラス・サングラスを持っていない方が『沖磯釣りに挑戦してみたい!』という場合であれば、間に合わせとしてサングラスを使用する、もしくは潮や怪我から目を守るだけであれば普通のメガネを使用する、という事でも問題はないでしょう。
ですがもし、沖磯釣りを長く続ける意思があるのであれば、そういう方には偏光グラスの使用をおすすめします。
それは偏光グラスによってでしかもたらされないメリット、釣りにおける優位性があるからです。
偏光グラスが磯釣りにもたらすメリット・優位性
これは上述した「偏光サングラスが沖磯釣りに必要な理由」のひとつである「海中の障害物を視認し、釣りを優位にする」という点が大きく関係しています。
釣りを嗜む方、沖磯釣りが好きな方、であれば容易に想像ができるのではないでしょうか?
波立つ海面が様々な方向に太陽光を反射する為、海中は見えずらくなる訳ですが、偏光レンズは偏光膜によって一方向のみの光だけを通します。
上画像の左側が偏光レンズ無し、右側が偏光レンズを通して見た海面です。
このように偏光レンズを使用する事で、海中の状況をより詳しく視認する事ができるのであれば…
- 海中の張り出しや沈み瀬・シモリを認識でき、ルアーの根掛かりやロストを回避できる
- 沈んだ小磯などのストラクチャーを認識し、魚が潜みやすい場所を推測できる
- 海中の魚やベイトの種類、その動きを確認でき、自分の釣り方の材料とできる
こういうメリット、釣りにおける釣人の優位性・アドバンテージがもたらされる訳です。
沖磯では裸眼では確認できない沈み瀬・シモリなども多く、釣りにおける重要なファクターでもあります。もちろん地磯、それ以外のショアでの釣りにおいても、釣りを優位にする「大切な要素」と言えるでしょう。
ロックショア・沖磯釣りにおすすめの偏光グラス・偏光サングラス
ひとえに偏光サングラスと言っても、様々な釣具メーカーやアウトドアブランドなどが販売しており…『どれが良いのだろう?』『高いモノの方が良いの??』なんて迷ってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか?
なのでこの点についてもお伝えさせていただきます。正味なハナシ…私は比較的、安価な偏光サングラスを使用しているのです。
近年では、安価な物でも品質は向上しており「偏光の性能」に関しては問題ない製品が多いと思います。
それ以外の性能、例えば掛け心地や耐久性に関しても、釣具メーカーのハイグレードの物と比べても「遜色ないんじゃないの??」と思ってしまうものです。なので沖磯で使用するのであれば…
- 潮を被る事が多く塩害によるフレームの錆び、樹脂部の劣化が著しい
- 磯の上で落下させてしまう、など傷つく機会がある
このあたりを鑑み「消耗品である」とするならば、安価な物の方がコスパ、そして使い勝手が良いからです。性能面でも別段の問題は感じませんしね。
私の場合はLSD・Love Soul Dreamの製品を長きに渡って、複数個を愛用しています。正直…何回買い替えたかも憶えてはいません。
現在でも販売中で使いやすそうな物は▼コチラ▼など…
ロックショア・沖磯釣りに偏光グラス、使ってますか?釣果にも関わる優位性、さいごに
この記事では、ロックショア・沖磯釣りにおいて「偏光グラスは必要なのか?」「偏光サングラスにどんなメリットがあるのか?」についてを述べさせていただきました。
沖磯釣りに関しては、非常に重要なアイテムだと思います。もし偏光グラス・偏光サングラスの購入に迷っていたのであれば、参考にしてみてください。
きっと…あなたの釣りをより快適なモノにしてくれるでしょう。
さいごになりますが、沖磯に挑むのであれば、安価な物でも良いので必ず準備してください。それがあなたの人生における、至高の釣果に繋がるかもしれませんからね。
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