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中泊でロックショア、赤物・アカハタ狙いの沖磯ジギング、青物じゃないですよ

red grouper of nakadomari 釣行記

あけましておめでとうございます。お世話になっております、おりこみです。

四国の沖磯を愛する沖磯釣り師・ロックショアアングラーのみなさまは年末年始、いかがお過ごしだったでしょうか?

まあ…お伺いするまでもなく、存じあげております。

毎年恒例の大晦日ロックショア、もしくは元旦・初日の出ロックショア、なんなら2日釣りや3日釣りにて年越しロックショア、を楽しんだ方もいらっしゃることでしょう。

私は年末年始も仕事に忙殺されていたのですが…なんとか合間を縫い、正月らしい魚、アカハタを狙いに中泊の沖磯釣行に赴いておりました。

この記事では、私の正月ロックショア釣行にともない、

年初・1月の中泊の状況

渡礁した磯について

釣り座周辺の様子

私の釣果

アカハタ狙いの沖磯ジギングについて

これらについてを綴ります。

1月の中泊エリアの状況が知りたい方、中泊エリアの沖磯に行ってみたいとお考えの方、もしくはアカハタ狙いのロックショアルアーゲームに興味がある方、なども参考にしてください。

中泊エリアや渡船屋さん、について

中泊エリアに訪れた事がない方、しかし行ってみたいとお考えの方、もいらっしゃるかもしれませんので「中泊」についても簡単にご紹介させていただきます。

愛媛県の南西に位置する愛南町、そのさらに西に位置する住所自体が「中泊」という地域。

ほとんどの渡船屋さんが中泊漁港から出船し、鹿島や小地島、横島の周辺の沖磯や外泊、福浦周辺の地磯やハエがエリア。

磯割りのようなモノはなく、早いモノ勝ちみたいなシステムですが、渡船屋さんにより向かうエリアがおおよそ決まっています。

中泊エリアの渡船屋さんは7軒、渡礁したいハエがあるのであれば、その磯回りをメインにしている渡船屋さんにお願いするのが良いでしょう。

もしくは民宿を併せて経営されている渡船屋さんもありますので、2日釣りや3日釣りなど連日釣行の方はそういった渡船屋さんがおすすめです、ご飯も美味しいですよ。

またふるさと納税を利用する事で中泊エリアの渡船屋さんへの乗船券、をお得に手に入れる事が可能。

今年のふるさと納税に迷っているならお得にロックショア、してみてはいかがでしょうか。

また高知方面から中泊に向かうのであれば、宿毛市に24時間営業の釣具屋があるので寄り道しても良いですが、氷やエサの購入に便利な愛南町の釣具屋、釣一心さんはコチラ⇓

中泊の沖磯、概況とアカハタジギングの釣果

中泊の沖磯、概況

  • 1月初旬
  • 小潮 満潮4:00頃
  • 日の出7:15頃
  • 晴れ
  • 水温 17.1℃

渡船屋さんの情報では水温が下がりはじめグレ狙い・上物釣りは盛況、ハマチやヤズも良くあがっている、という話。

当日、他のお客さんの釣果も見させていただいたりしたのですが、グレは好調そうで、なかなかの良い型をあげている方もいらっしゃいました。

中泊でのアカハタジギング、釣果

fruits of nakadomari

画像を残しているのは私がキープした個体のみです。

サイズ感がわかりにくいかもしれませんが、画像左の個体が35cmぐらい、右が27cmほど、後の項にて測長している画像があります。

明らかに25cm未満、もしくは25cmあるかどうか微妙なアカハタ、またカサゴなども含めると10尾以上釣れているのですがリリース。

四国の西海、様々な沖磯エリアでは小型の魚、例えば25cm未満はリリース、なんて呼び掛けています。水産資源を守るためにも心がけましょう。

※エラを傷付けてしまうなど、深刻なダメージを与えてしまった魚に関してはリリースは厳禁です。責任をもってキープし、美味しくいただいてください。

渡礁した中泊の磯・ハエについて詳しく

私は初めて上がったハエで、鹿島の南側の磯という事しかわかりません。

おそらく「ヌケウド」というハエ。

中泊、ヌケウドの釣り座

fishing seat of Udonuke

赤〇で囲っている私の荷物を置いている場所、ココが釣り座。かなり狭い磯です。

この画像からもご理解いただけるかもしれませんが背面は、

back of Udonuke

絶壁です。

またこの鹿島という島はサルが多い、というのは中泊釣行に赴いた事がある方であればご存知でしょう。

はじめて中泊を訪れる方、鹿島周辺の地磯に渡礁する場合はご注意ください。時々、背後を確認しておくべきです。

この日もこの岩の上から、私の荷物を狙った大型のサルがこちらの様子を伺っていたので。

中泊、ヌケウド南東向き

left side of Udonuke

コチラが外泊方面、内海側です。鹿島南側のこの方面はワンドになっており、画像でいう左方面の水深はやや浅めです。

このワンド内に潮が流れこんでくるような潮周りや、荒れている日など、ベイトが入ってくれば一番良さそうなのはこの方向。

またこのハエから最もキャストがしやすいのもこの方面です。

中泊、ヌケウド南向き

front of Udnuke

このハエから正面向き、水深は磯際でも20~30mぐらい、キャストすればさらに深くなります。

障害物もなく釣りはし易そうですが、釣り座の様子から想像できると思いますが、背面が絶壁なので非常にキャストがしづらいのが難点。

中泊、ヌケウド南西向き

right side of Udonuke

正面に見える島が小地島。

この方面もキャストできるのですが、この岩陰にも釣り座があり、他の釣り人の方が上がっている場合は遠慮しましょう。

中泊での沖磯ジギング、アカハタの釣り方やタックル

今回私は「沖磯ジギング」とあえて、称しています。

「ロックショアジギング」または「沖磯ショアジギング」とは申していません。なぜならキャスティングゲームではないからです。

この度、私が渡礁した磯・ハエはあまりキャスティングに向いていない場所だったのですが、岸壁ジギングならぬ磯際ジギング、にて釣果があがっており「こういう釣り方も知っておくと良いですよ」という事でお伝えしようと思います。

沖磯でのアカハタジギング、その方法

at the feet of Udonuke

「アカハタジギング」と称していますが、オフショアのいわゆるジギングや岸壁ジギングのような底を取り、その後シャクリながら巻く、という釣り方ではありません。

そういう釣り方もしてみたのですが魚からの反応はまったくありませんでした。

そこで私が試みたのが磯際狙い、このハエは上述したとおり磯際でも20~30mぐらいはあるドン深、しかし磯の絶壁には時折、段差のようなものがあるのです。

この方法というのが、

  1. 磯際スレスレにフォール
  2. 段差に着底したら軽くシェイキング
  3. 反応がなければ竿を左右にずらし次の段差に向けフォール
  4. 次の段差に着底したら再び軽くシェイキング

こんな釣り方です。シェイキングといってもホントに軽く「チョン、…チョン」といったカンジの軽いアクションがこの日は最も反応が良。

沖磯でのアカハタジギング、使用したタックルやルアー

使用したタックルは「アカハタ狙い」だったり「ジギング用」のタックルではありません。

ロックショアプラッキング・ジギング、キャスティングゲームをしつつ、同じタックルにてこんな釣りを行い、釣果があがっているのでご了承ください。

タックル類

ルアー類

今回私が使用したメタルジグで釣果があったのは、ホゴライナーというオモリを塗装や装飾したモノとSMITHのTG CHIBI.マサムネです。

画像ではワームが魚の口の中に入ってしまい、うまく映っていないのですがトレーラーも使用しています。

オモリorメタルジグのアシストフックに⇓コレ⇓を付けておけば、何かしら魚は釣れます。

ロックショア・沖磯ルアーゲームの「究極のボウズ逃れ」と言っても過言ではないでしょう。

中泊でロックショア、アカハタ狙いの沖磯ジギング、さいごに

正直な話、アカハタを狙って釣行に赴いた訳ではありません。

ヒラマサ、もしくはブリ系の魚でも釣れれば良かったのですが、残念ながら…

この日、渡礁したハエはあまりルアーゲーム、青物狙いに良さそうな場所ではないかと思います。

もちろん潮周りや状況、によってはこういうワンドになっているトコロが良いケースもあるのですが…

瀬替わりする事も考えたのですが、年始という事もあり私が利用した渡船屋さん、他の渡船屋さんも釣り人は多く、良い磯に渡れるかどうかもわかりません。

そこで「このハエでなんとか釣りができないものか?」また、せっかく正月ロックショア釣行に赴いたので「何かしら魚を釣りたい」と朝イチから、

  1. トッププラグ
  2. シンキングペンシル
  3. メタルジグ(キャスティング)
  4. メタルジグ(磯際ジギング)

とルアーをローテーションしながら釣りを行い、魚からの反応、釣果があったのは磯際ジギングだけだった、という訳です…

cooked red grouper

とはいえ、30cmを越えたあたりから異常にゴツくなるこの魚。胸鰭や尾鰭が大きく、遊泳力もあり、なかなかの引き味。

またこのエリアの上物師の撒き餌を食っているせいか脂乗りもスゴイです。

美味しい外道「アカハタ」刺身、皮の湯引き、塩焼き、煮付け、何にしても良いモノ。

また正月にピッタリなめでたい色、捌きながら「なんか正月の料理っぽいな~」なんて考えていました。青ネギも美しい…

アカハタの釣れる時期、といえば春~秋あたりな印象があるかもしれません。または夏の魚というイメージも。

しかし中泊に限らず、四国の西海の沖磯であればどのエリアでも、1年中釣る事ができる魚です。

『魚からの反応がまったくない…』『せめてお土産になる魚を釣りたい…』なんて状況であればこういう釣り方もアリかもしれません。

あなたのロックショア釣行の参考になれば、幸いです。

また同じ愛南町のエリアである「武者泊」に関しては▼コチラ▼の記事もご参考に!

ロックショア タックル

ロックショア・沖磯釣行で使用する、未曾有の大物に挑むための【タックル】について詳しくお伝えしています。
タックル選びに迷われている方、は参考にしてみてください。

沖磯・ロックショア釣行を快適にする便利グッズ

普段の生活では決して体感する事のない過酷な環境…
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