お世話になっております。ロックショアの事に関しては、とかく真面目に考えるおりこみです。
先日、沖磯へ渡礁した際に私以外にもルアーマンの方がいらっしゃり、荷渡しをお手伝いさせていただきました。
そのアングラーの方がいわゆるプラスチック製の「タックルボックス」を使用しており…
最近はこういうので渡礁する人もいるんだな~
流行ってるのコレ??
なんて思ってしまったのです。昨今、釣具屋さんでは某タックルボックスが積み上げられて展示されていたりしますし…流行のモノなんですかね?
今回の記事では、ロックショアでのタックルケースについて、
タックルボックスorバッカン?
それぞれのメリットやデメリットを考察
私のおすすめのモノ
こんな内容をお伝えさせていただこうと思います。
『ロックショアではタックルボックスorバッカン?』なんて考えていた方は参考にしてみてください。
なお、この記事では沖磯釣行を前提で話をさせていただきます。地磯釣行、磯歩きをする場合は絶対にリュックタイプ・バックパックが良いので…
ロックショア・沖磯釣行にはタックルボックスorバッカン?
まず結論から申し上げますと…「バッカン」がおすすめです。
おそらく…なのですが、沖磯釣りを長く嗜んでいるほとんどの方はバッカンを選択すると思います。
私自身も10年以上この釣りを嗜んでいますが、タックルボックスで渡礁する方をお見受けした事はあまりないですね。
もちろん好み、その方の考え方、もあるでしょう。なので好きな方を選択すれば良いとも思います。ひとつの考え方として参考にしてください。
使用する場所から考える…タックルボックスorバッカン?
ロックショア、すなわち磯で釣りをする訳です。上画像の様な場所、もしくはもっと激しく切り立ったハエに渡礁するかもしれません。
沖磯の場合、当然に渡船を利用して渡ります。そしてポーターさん、他のお客さん、とバケツリレーさながらに荷渡しをする事が多いでしょう。
その際にゆっくりと…のんびりと…なんて渡礁する方はあまりいらっしゃらないかと思います。私も早く釣りがしたいですし、他の釣人も同じでしょうから。
もちろん安全の為にも、落ち着いて渡礁する事は大切です。しかし慣れてる人は基本的に手早いですよね。
そんな最中、私も受け取った自分の荷物を投げ捨てる様に磯に置く、なんて事は良くやっているような気がします。
これをプラスチック製のタックルボックスで行うと…すぐに割れたり、ヒビが入ってしまう未来しか想像できません。
クーラーボックス、磯クーラーなども底にヒビが入ってしまったり、割れてしまったり、なんて経験がある方は多いのではないでしょうか?
当然ながらバッカンも痛みます。しかしEVAやPVCなどの柔軟性のある素材の為、穴が空く、なんて事にはそうそう至りません。
もし穴が空いてしまっても、タックルボックスよりも安価なので買い替えやすい、というのもメリットです。
なのでロックショアではバッカン、を使用するのがおすすめです。この点が最も重要な点だとも思いますね。
収納するモノから考える…タックルボックスorバッカン?
ちょっと考えて欲しい事があります…みなさまはタックルボックス、バッカンを購入する際に、自分が収納するモノを考えて、そしてその寸法を鑑みて、購入しているでしょうか?
『磯に何を持ち込むのか?自分が何を収納したいのか?』このあたりをよく考え、サイズを選定するのは非常に重要な事です。
必要なモノをきちんと収納できる寸法である事、を考えて欲しいと思います。
この点をよく考えると…タックルボックスは意外と選択肢が少なく、対しバッカンは「各メーカーの様々なラインナップから選択する事が可能である」事に気付くのではないでしょうか?
つまりは自分に合ったサイズを選びやすいのがバッカン、という訳です。
ついでに申し上げますと、タックルボックスは補強の為の構造、仕切りを使用する為の構造、なんかのせいで思ったよりも収納力がなかったりもします。
対しバッカンはシンプルな構造なので「寸法=収納力」と言っても過言ではありません。これもバッカンのメリット、と言って良いでしょう。
用途から考える…タックルボックスorバッカン?
今回はロックショア・沖磯での釣りという用途での使用、を前提にお話しさせていただいてきました。
しかしここで少し角度を変えて、用途について、を考えてみたいと思います。
タックルボックスの場合…
- 磯釣り以外の釣りの際、オフショア、堤防釣り、etc.でのタックルの収納
- 自宅での釣具類の保管
このあたりかと思います。しかしバッカンは…
- 磯含む様々な釣りでのタックルの収納
- 自宅での釣具類の保管
- 撒き餌用のバッカンとして
- 磯靴のシューズバッグとして
- ハンドメイドルアー用の材料(例えばセルロースセメントやウレタンコート)の保管
などなど、様々な用途で使用する事が可能です。さらには釣りに関わる事のみならず…
- 車内の備品の整理用(バッカンは滑りにくいので便利!)
- 工具類の保管、持ち運び(丈夫で軽いのでこういう事も可能)
- その他自宅での様々なモノの整理、保管
こんな用途にも使えます。シンプルな構造の持ち運びできる容器ですからね。
サイズも各種ラインナップされていますし、他にも様々な用途で使用できるでしょう。
または防水性もありますし、海のレジャー用のバッグ、山のレジャー用・アウトドア用品の持ち運び、なども良いかもしれません。
私の場合はかつて磯釣り用で使用しており、古くなった、もしくは穴が空いてしまったバッカンを磯靴のシューズバック、自宅での釣具etc.の収納用、として流用しています。
もちろんタックルボックスでも同じように代用できる場合もありますが、バッカンの方が自由度が高く、あきらかに用途が多いのは想像に難くないでしょう。
ロックショアジギング、プラッキングにおすすめのバッカン
基本的にはご自身の用途にあったサイズのモノを選定する、のが良いのは間違いありません。各釣具メーカーの商品を色々と探してみてください。
私のおすすめは釣具店、もしくは釣具の卸し及び販売などを行っている会社、などが展開するプライベートブランド的な商品です。
大手釣具メーカーと同等のバッカンが6~7割程度、場合によっては半額ほど、で販売されてるケースなんかもありますからね。この記事のトップ画像のバッカン、がまさにそういった商品なのです。
もしくは私が最近になって購入したタックルバッカン、コチラもご紹介させていただきます。
ロックショア用バッカン、磯用バッカン、を念頭において探していては、なかなか行き当たる事もない商品でしょう。
メーカーの思惑としてはオフショアやボート釣り用として開発したようですが、細長い形状、かつ大容量な点が私の用途・ロックショアに適していた為、試しに購入してみると…
非常~に良かったです。沖磯釣行でも問題なく使用できますし、大容量ではありますが大きすぎず、渡礁の際にも問題はありませんでした。
もちろん細長い形状、そしてサイズ、が私の用途に合っていた、というのが一番だとは思います。
ロックショアジギング、プラッキングにはタックルボックスorバッカン?さいごに
今回はロックショアジギング、プラッキング、いわゆる磯釣りには「タックルボックスorバッカン、どちらが良いのか?」という事で考えてみました。
これから沖磯釣りに挑戦される方はもちろん、磯釣り好きでタックル収納に関して思慮を巡らせている方、も参考にしてみてください。
『磯釣りだから、釣具メーカーの用意したカテゴリーの磯用品』なんてこだわらず、いろいろ探してみると良いモノが見つかると思います。
ロックショア・沖磯釣りを様々な角度から考え、楽しみましょう!
コメント
最近沖磯に行きだしたので参考になることばかりです。
Xの方でもフォローしましたので今後ともよろしくお願いします。
はじめまして、おりこみです。
コメントありがとうございます。
参考になったのであれば良かった…
沖磯釣りを堪能し、好きになっていただけたら嬉しい限りです。