沖磯からヒラマサを引きずりだす!AVET アベット・レバードラグリール

avet in rockshore リール
ゴウゴウと、音を立てる沖磯の強風

それは先のないPEラインを虚しくたなびかせる…

呼応するかのように荒れすさぶ海流

切り立った磯に弾けた潮に全身を濡らし、また、磯に着いた膝からも無常な冷たさを感じる…

私は、黒い岩肌に横たわるタックルを眺めながら震えている

そして、私しかいない隔絶された沖磯で、声にならない叫びをあげる

自らの思いを誰かに伝える為ではない…この恐怖を、払拭する為でもない…

これは、未来の私に向けた、祝福の雄叫びなのだ

お世話になっております、ロックショアベイトアングラーのおりこみです。

ロックショア、という至極の釣りに挑んだあなた…

過酷な環境、未曾有の大物…立ちはだかる壁に、あなたは踵を返すのか?

ならばこの先を読む必要はありません。ブラウザバックするなり、ページを閉じるなりしていただいても結構です。

その先に進みたいのだこの壁をぶち壊したいのだ、というあなたのために、お伝えします。

今回はロックショア、沖磯で使用するリールについて

求める性能

私の選択AVET アベット

実際に使用してみて

これらについて、をお話しさせていただきます。

  • ロックショア
  • ベイトタックル
  • レバードラグリール

誰がこんな記事を読むのだろう?と私は疑問に思います。

しかし、かつての私と同じように、考え…悩み…そしてこの結論に至った、あなたの為に記しました。

ロックショアでのヒラマサ狙いのキャスティングゲーム、この釣りを実現する為に、もちろん他の選択肢もあるのだろう、とは思います…

しかし私はアベット、そしてレバードラグリール、というベイトリールに巡り合い「これこそがこの釣りの為のリールではないのか!?」そう考えているのです。

この考えに至った理由なども含め、お伝えしましょう。

この途方もない…至極の釣りに挑む、大物釣り師・ロックショアアングラーの為に記します。

ロックショアヒラマサキャスティングゲームにおいてリールに求める性能

  • 剛性
  • ドラグ性能
  • 巻糸量
  • ロングリーダーの使用が可能

この4点です。

私はAVETを導入する以前はダイワ タトゥーラHDカスタム150、というロープロ型のベイトリールを使用していました。

決して悪い物ではありませんでした。私のロックショア(沖磯)でのルアーフィッシング、ベイトタックルという選択に光明を示してくれたベイトリールだとも思っています。

そして経験した完膚なきまでの敗北…

私はロックショアで使用するリールについて「根本的に考えを改めなければならない」事を痛感したのです。

大型魚の引きにも耐えうるリールの剛性

avet reel (1)

相対するのは沖磯に潜む未曾有の大物…リールを構成する数々のパーツには凄まじい負荷がかかっているはずです。

2台のタトゥーラHDカスタムのオーバーホールを数度行ったのですが、最も重大だったものが「ギヤーシャフトのゆがみ」でした。

ギヤーシャフトとはハンドルの主軸となる物なのですが、「こんな物が曲がるのか!?」と驚いたものです。

このオーバーホールの結果は私がAVETへの移行、を決意した大きな要因の一つである事は間違いありません。

大型青物を想定したリールのドラグ性能

まずドラグ力について「最低でも10Kg」と私は考えています。

ただしこれは『数値をこういった公式で計算して…』などという明確な根拠を示せるようなものではありません。

タトゥーラHDカスタム150の最大ドラグ力が7kg、であった事から私が感覚的に決定した「基準としてこれぐらいなのではないか?」という値です。

PE4号を使用するのであればドラグは5kgぐらい(リール本体から直接引っ張って)に設定して使用するのですが、どうしても走らせたくない時があります。

ヒラマサが明らかに根を目指して突っ込んだ時です。シモリ、小磯などに向かっている場合などは最悪、磯を回られてしまう、PEを巻かれてしまう可能性もあり得ます。

そんな際にはドラグを定常の使用よりも強め、止める事に全力を注ぐしかありません。

ドラグを最大限締め込み、かつ指でスプールを押さえる(いわゆる指ドラグ)、それでも止められない…

回せないハンドル、廻り続けるスプール…

恐怖、それ以外に表現の方法を知りません、そんな経験をしてしまいました。

その為「最低10kg」を基準として考えています。

次いで確実なドラグ性能について、以前まで使用していたスタードラグ式のベイトリール、に対し1つ不安を抱えていました。

そもそもドラグ力が弱いせいなのか、それともこの方式のドラグゆえなのか…

1度ドラグが滑りだすとズルズルとラインが放出されてしまう、という経験を何度もし「どの様な状況でも安定したドラグ力(魚に対する負荷)を発揮できるリールはないのであろうか?」と考えていたのです。

沖磯でのキャスティングゲームを実現するリールの巻糸量

私の場合、ロックショアでヒラマサを相手として想定しています。

その為PE4号を100m以上(できれば200m)+100lb前後のリーダーを10mのラインキャパが必要だと考えています。

以前に使用していたタトゥーラHDカスタム150ではPE3号を200m弱+リーダー5m、もしくはPE4号を150m弱+リーダー5mというラインシステムを使用していたのですが…

「ラインキャパがもう少し欲しい」と常々思っていましたし、PE5号、6号の使用を考え初めてもいました。

ロングリーダーの使用が可能なリールか?

long leader

「使用が可能」というのは7ヒロ(10m)程度、100lb前後のリーダーを巻き込んだ状態で、「トラブルがなく、釣りが成り立つ飛距離のキャストが出来る」という意味です。

前述したようにタトゥーラHDカスタム150、では5mのリーダーを使用していました。

ノットをスプールに巻き込まずキャストする為に、あえてその長さにしていたのです。

ベイトリール+TWSという機構の搭載により、ノット部を巻き込んでのキャストも可能なのでは?と10mのロングリーダーにてのキャストを何度も試み、実際にキャストは可能でした…

しかし明らかにレベルワインダーにノットが干渉、もしくは引っ掛かり発生したバックラッシュ、干渉により傷ついていたであろうノット部からのラインブレイクを何度も経験し、5m、ノットを巻き込まない長さに設定していたのです。

切り立った岩肌、鋭いフジツボやカメノテの群生する磯、海面まで5mはあろう高い足場、点在するシモリや小磯、磯に突っ込む事を恐れないターゲット…ヒラマサ

「5mのリーダーでは短すぎる…」と感じていました。

ロックショアで使用するベイトリール、私の選択、AVET アベット

choice of avet

私の求める性能を満たすリール、さほど多くはないがいくつかの選択肢があり、その中から【AVET アベット】という選択をしました。

アメリカのリールメーカーであり、日本では取り扱っている店舗自体が少ない為、聞きなじみがない方も多いかもしれません。

アメリカのみならず、海外では有名なリールメーカーであり、大物狙いのジギングやトローリング、キャスティングゲームにおいても人気があります。

そして私がなぜ、このリールを選択したのか?

実はダイワ、タトゥーラHDカスタムを導入した時、既に候補として考えていた物の一つでした。

しかし海外製のリール、しかもワインドレス機(レベルワインダーのないリール)…キャスティングゲームにおいてのリトリーブ時、ファイト中、本当に釣りが成り立つのだろうか?と当時は敬遠していたのです。

ですが、そんな事は言っていられなくなってしまいました。

沖磯に潜む未曾有の大物と実際に相対し「もっと強いリールが必要である」事は私がこの釣りを続けていく上で避けては通れない道となっていたのです。

「これしかない」なかば、強迫観念のような思いであったかもしれません。

しかし結果として現在、2台のAVET、SXJ 6/4MC RaptorとMXJ 6/4MC Raptorを使用しロックショアに挑んでいます。

このリールを選択した具体的な理由などは下記項にて記します。

レバードラグリールとは?

『そもそもレバードラグリールって何?』という方もいらっしゃるかと思いますので、ここで簡単に、使い方についてもご説明させていただきます。

「レバードラグ」とは、上述したようにトローリング用リールでは標準的に採用されているドラグのシステムで、スプールの側面に取り付けられているドラグワッシャーにブレーキディスクを押し付け、横方向から均一に圧力をかけ、その摩擦力によりドラグを効かせる構造。

この方式によりスタードラグ式のモノよりも強力、かつなめらかなドラグ力を実現しているリールなのです。

アベット、レバードラグリールの使い方

about lever drag

上画像の、

  • 中央の赤〇がプレスノブ
  • ②の位置にあるのがレバー
  • ①のポジションがフリー(FREE)
  • ②のポジションがストライク(STRIKE)
  • ③のポジションがフル(FULL)

という名称です。

アベットのドラグ設定

  1. レバーを①、をフリーポジションに移動し、プレスノブを回しドラグ値を設定
  2. レバーを②、をストライクポジションに移動しドラグ値を確認
  3. ドラグ値が思い通りでなければ再度1.の工程へ

プレスノブを回す際は必ずフリーポジションで行います。ストライクポジションではスプールやその他パーツに圧力が掛かっている状態になるので注意してください。

アベットのキャスティング・リーリングの方法

  1. レバーを①、をフリーポジションに移動、スプールをフリーにしてキャスト
  2. レバーを②、をストライクポジションに移動しリーリング
  3. ドラグを設定した値よりも強めたい場合にレバーを③フルポジションに移動

スタードラグのようなクラッチという機構はなく、レバーがクラッチとドラグノブ双方の役割を兼ねています。

また赤〇と被っていてわかりづらいですが、上画像レバーの中央、マイナスボルトのようなポッチリがおわかりいただけるでしょうか?

フルポジションにレバーを入れるためにはこのポッチリを押しながら、レバーを押し込む必要があります。

※ただしサイドプレート、ポッチリなどはラプターモデル固有のモノで、ノーマルモデルとは異なります。

以上が基本的な使い方です。

そしてレバーはフリー~ストライクまで任意の位置に移動でき、つまりは任意のドラグ値で使用する事が可能で、泳がせ釣りでの生餌を泳がせる際、ジギングでは任意のまた一定のフォールスピードに調整したり、といった使い方もできるようです。

沖磯・ロックショアでアベットを使用してみて、インプレ

アベットのスペック等

私の使用している2台のスペックを下表にまとめます。

型式自重巻糸量ギヤ比最大巻上げ最大ドラグ力
SXJ
6/4-MC
Raptor
470gPE4号:225mHi 6.3:1
Low 3.8:1
101cmRaptor:12kg
MXJ
6/4-MC
Raptor
555gPE5号:300m
PE6号:250m
Hi 6.3:1
Low 3.8:1
115cmRaptor:14kg

前述した私がリールに求める性能、

  • ドラグ性能
  • 巻糸量

この2点を十分に満たすスペックです。

そして剛性ですが、大物狙いのジギングやトローリングにて使用する事を前提に設計されたリール、またアベットに限らずレバードラグ方式のリールはスタードラグのものに比べパーツが少なく、シンプルな構造をしています。

アベットのリールの構造がよくわかる動画がありますのでよかったらご覧ください。非常に参考になりますし、おもしろいですよ。

加えてアルミの塊から削り出す手法により成形されたボディーであり、アルミの板の接合、曲げ部がなくそれらの箇所からの歪、ヒビといった故障が起こらないという訳です。

言葉で語るよりも現物を手に取ればご理解できるかと思います。しかしなかなか現物を確認できないこのリール…

私の使用している物、MXJとSXJの画像をご覧ください。

Avet's outline (1)
MXJ
Avet's outline (5)
MXJ
Avet's outline (3)
SXJ
Avet's outline (6)
SXJ

またはアベットのメンテナンスに関する記事、

などの画像も参考になると思います。

画像からでも剛性のある事が伝わるのではないでしょうか?

また私の使用している2スピード・ダブルスピードモデル、は手元の操作だけでハイギヤ⇔ローギヤを切り替えれるという機構をそなえています。

大型ヒラマサとの磯際の攻防をさらに優位にできる機能、と言ってよいモノでしょう。

アベットでのロングリーダーの使用について

ロングリーダーの使用についてですが、そもそもワインドレス機。

干渉するレベルワインダーが存在しないのでノットを巻き込んでのキャストが可能です。

実際に、スペーサーなどは使用せず、PE4~6号に100lb前後のリーダー10mを直結、というラインシステムで使用しています。

そして導入前に懸念していたワインドレス機であるがゆえのハンドレベルワインド、その操作を行いながらのリトリーブ、魚とのやりとり…

最初は難しく感じましたが、慣れれば特に意識せずとも可能です。

特にオフショアジギングでベイトリールを使っている方、ならすぐ慣れるでしょう。キャスティングゲーム、特にプラッキングは少~し感覚が異なりますが。

ただし、ファイト中に巻きが偏った際などは軽いキャストから始め、数度繰り返し平坦に巻き直すという作業が必要!これを怠ると重度のバックラッシュを引き起こす事があります。

ハンドレベルワインドに関してはレベルワインダー無しのリール、ラインの巻き方・ハンドレベルワインド、という記事をご参考に。

アベット、レバードラグリールの最大の利点・メリット

レバードラグリールの基本的な使い方を上述しているのですが、これを知ってみなさまは何を考えたでしょうか?

私は「これこそが私の求めていたリール、ロックショアヒラマサプラッキングの為のリールだ!」と思いました。

レバーの操作により任意のドラグ値を設定できる、つまりは走らせて魚を弱らせるというスタイルと、強固なドラグ力とパワーで魚を確実に止め強引に寄せるスタイルを、レバーの操作で瞬時に切り替える事が可能、状況に応じ使い分ける事ができるのです。

また私の使用しているラプターモデルであれば、SXJでは5kgに設定していたドラグ値を瞬時に10kg、MXJでは6kgから12kg、に変更する事も可能になります。

明らかに根に突っ込むヒラマサに、瞬間的に力をかけコチラに向かせる、磯を回りそうな魚を強引に止める、という動作を任意に、かつ簡単に行う事ができる、こんな機構が他にあるでしょうか?

アベットの注意点、レバードラグリールのキャスティングについて

mc cast

ひとつ、重要な注意点があります!それはキャストについて。

アベットのMCモデルにはMCキャストシステムというマグネットブレーキシステムが搭載されていて、『ゼロバックラッシュ』を謳っています。

が、ブレーキを最大にすればそうそうバックラッシュしませんが、飛距離がまったくでません。

飛距離を求めるのであればブレーキを弱めなければなりません。すると普通にバックラしますし、当然サミングコントロールが必要となります。

私は長年ベイトリールを使用していた為、大丈夫であろうとタカをくくっていたのですが、それとはまた違うベクトルの問題があります。レバードラグリールでのキャストはスタードラグ式のリールの場合とはかなり異なるのです。

『具体的に何が異なるのか?』と問われると言葉で説明するのが非常に難しく「感覚が違う」とお伝えのしようがありません。

「キャストフィールが全く異なるリールである」と言えば良いのでしょうか…

スタードラグ式のベイトリールのつもりでキャストをすると高い確率でバックラッシュしますし、まともに投げる事もかないません。

原因はスプールの重さだと思われます。初速が出にくく、しかし回転を始めてしまうと勢いがつき止まりにくい、というのが私の印象です。

アベットはキャストを前提として設計されているらしいのですが…

レバードラグリールはキャストに不向きなスプールである、という事は覚えておいてください。(アベット以外はわかりませんが…)

ただこれもこのリールの特性を理解し、「慣れ」により解消できます。ベイトリールのキャスティングに慣れている方であれば、ある程度の練習で普通にこなせる様になるでしょう。

また軽量ルアーのキャストにも不向きです。ロッドとのバランスにもよるとは思うのですが、SXJは最低50g、MXJであれば最低60g程度のウエイトがなければキャストはできないと私は思っています。(不可能ではないですが、気持ちよくキャストができるのはこの重量以上という意味です。)

しかしこのリールの特性を理解し、80g級、100g超の重量のあるルアーを投げる場合、スポーツキャスティングでも使用される理由が理解できると思います。重いルアーを投げる事に向いており、コントロールもし易く、飛距離はあなたの想像を凌駕する事でしょう。

もし『キャスティングが難しい…』なんてお悩みの場合は、ホッケーテープに関する▼コチラの記事▼もご参考に!

AVET アベット、レバードラグリール、さいごに

今回は私が渡船を利用した沖磯、ロックショアで使用するリール、【AVET アベット】についてお伝えしました。

このリールは誰にでもおススメできる、なんて代物ではありません。

しかしここまで記事を読み進めたあなた、には新たな可能性を示すものとなるでしょう。

あなたの釣りがより良いものになる事を祈っています。

または、もっと導入が容易な機種、スタードラグ式のワインドレス機などをご検討中でしたら▼コチラの記事▼などもご参考に!

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▼渡船を利用し、沖磯にアベットを持ち込むのであれば…▼

ロックショア タックル

ロックショア・沖磯釣行で使用する、未曾有の大物に挑むための【タックル】について詳しくお伝えしています。
タックル選びに迷われている方、は参考にしてみてください。

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コメント

  1. 松下大輔 より:

    初めまして!
    アベットリールの記事を漁っていたらここに辿り着きました!
    私もLDリールでショアヒラマサをとってみたいと言う思いからアベットのMXL5.8MCを購入しましたが、ドラグMAXが6キロと少し便りないのですが、やはり最低でもG2のドラグMAX 9kはあった方がいいでしょうか?
    ちなみに竿はコルトスナイパーHベイトモデルで、適正ドラグ値が7kです。
    私もラプターモデルが買えたらいいのですが、金銭面的に無理なのと、周りにアベットを使っている人が皆無のため誰にも聞けない状況ですので、恐縮ではございますが、お力添えをお願いします。

    • おりこみ おりこみ より:

      はじめまして、おりこみです。
      コメントありがとうございます。

      ロッド『コルトスナイパーHベイトモデル』を私は所持していないのでシマノHPでスペックを確認し、その際『ドラグ値』について疑問に思ったのでメーカーのカスタマーサポートにも問い合わせを行いました。
      公式HPにて『最大ドラグ:7kg』『最大ドラグ角度:45°』と表記されているのはロッドの角度を45°に保ったまま7kgの力で引っ張っても竿が破断しない目安のようです。
      『ロッドのスペックで最大ドラグ7kg』=『リールのスペックで最大ドラグ7kg』の物を合わせれば良いという訳ではない、という事です。
      実釣では魚とのやりとりの際に常に45°に角度を保ったままで、なんて事は難しいですし、『ロッドのスペックで最大ドラグ7kg』であればそれよりも低い値、『リールのスペックで6kg』の組み合わせがロッドを守るためには必要かと。つまり現在の松下大輔さんのタックルはバランスが良いと思います。

      ただし渡船で渡る沖磯のような沈み瀬や小磯が点在し、また水深があり周りの地形が確実に把握できないような状況では確実に止める、走らせない、事が重要でもあります。
      そうなるとおっしゃる通りドラグ9kgぐらいあった方が良いと思うのですが・・・ロッドももっと強い物が必要となってしまいますので出費が増えてしまいます。

      リールのドラグMAX6kgは決して弱い値ではありませんし、タックルのバランスも良さそうなので現在の物でも良いと思います。
      障害物の少ない場所を選び、大物を掛けた場合は走らせて弱らせる、というファイトスタイルで、もしもの時は指ドラグ!(グローブはすぐに破れますし指が痛いですが・・・)という釣り方も可能かと。

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