ロックショアでのリーダーの長さってどれぐらい?
『ロングリーダーが良い』なんて聞いたケド…本当??
ロックショア、いわゆる磯でのルアーフィッシングにおいて非常に重要な問題である「リーダーの長さ」についてお考えでしょうか?お世話になっております、おりこみです。
一般的に『リーダーは魚の長さ以上あれば良い』なんて言われている事が多い様な気がします。
+αの要素としてそのフィールド・釣り場の状況も鑑み、長さや太さを選定するモノでしょう。
ではロックショアではどうなのか?
という事でこの記事では、ロックショアでのリーダーの長さについて、
リーダーの長さの決め方
ロングリーダーとは?そのメリットやデメリット
以上のような内容に関してを考えてみましょう。
考え方は人それぞれですし、使用するタックル、対象魚や赴くフィールド、渡礁する磯・ハエによっても異なるモノだとは思います。ですが一つの意見として参考になるかもしれません。
または、これから『ロックショアに挑戦したい!』といった方には非常に悩ましい点だと思いますので、是非とも最後までお付き合いください。
ロックショアに必要なリーダーの長さはどれぐらい?
ひとえに「ロックショア」と言っても、沖磯なのか地磯なのか?はたまた対象魚、渡礁するハエにより、一概には言えないかと思います。
一般的には『3m以上』もしくは『5m以上』なんて言われる事が多いでしょうか?
ちなみに私の場合は沖磯では7ヒロ(10m前後)、地磯などのショアでは2ヒロ(3m前後)を目安としています。
つまり沖磯の場合、とそうでない場合、を分けて考えているという事です。
もちろん地磯でもかなり長いリーダーを組む事はありますし「必ずしも」という訳ではないのですが、コレを基準にお話しさせていただきます。
沖磯でのロックショアゲームに必要なリーダーの長さ
沖磯の場合…水深が深かったり、同じ磯・ハエに何度も渡礁するなんて機会も少なく、地形を正確に把握する事は困難ですよね?
視覚できない沈み瀬、小磯などが数多く存在しており、また地形も複雑である事が多いように感じます。
そんな状況なので、根ズレによるラインブレイクのリスクを僅かでも軽減する為に7ヒロ(10m前後)という、いわゆるロングリーダーが必要だと私は考えているのです。
また上画像のような大きな張り出しがある磯も多い為、魚の取り込み時の根ズレの対策も兼ねています。
地磯などのショアにおいて必要なリーダーの長さ
ショア、例えば地磯などの場合…何度も同じ場所に通い、その地形などを把握しているケースが多いのではないでしょうか?
私の場合も頻繁に赴く地磯の沈み瀬、根の位置などは自然と記憶しています。キャストする方向、使用するルアーの種類、ランディングポイントetc.…考えるまでもなく判断できるモノです。
ゆえに、さほど長いリーダーを必要としません。とは言っても磯で釣りをする訳ですので、最低ラインとして2ヒロ(3m前後)を基準としています。
そして根の荒い磯であれば2ヒロ(3m前後)+α、と考えて問題ないと思います。
初めて赴く地磯などで釣りをする場合も安全を考慮し、リーダーを長めにとるのが良いでしょう。
ロングリーダーとは?そのメリットやデメリット
『ロングリーダー』…ロックショア・磯でのルアーゲームを嗜む方、もしくはこれから挑戦したいと考えている方、であれば1度は耳にした事があるのではないでしょうか?
言葉そのままの意味で、一般的なリーダーよりも長いリーダーを組むラインシステムの事です。
こんな用語が存在し、磯用のラインシステムとして、もてはやされたりしている訳ですね。なぜならこのシステムにより、釣人はメリットやアドバンテージを享受できるからです。
このあたりについてもお伝えさせていただきます。
ロングリーダーのメリット・利点
上述したとおり、磯での根擦れによるラインブレイクを防ぐ為(少なくする為)に必要なロングリーダーですが、それ以外にもメリットがあります。
- ショックリーダーとして結束部や釣人に掛かる負担を軽減
- 魚をバラシ難くなる
- 海水との抵抗が大きくなり魚を弱らせやすい
ナイロンリーダーなどを使用するとよくわかるかと思います。PEラインとは異なり伸縮性があるリーダーが長くなれば、当然にショックを吸収する部分が増える訳です。
ゆえにノット部分や釣人に掛かる負荷が少なくなり、またバイト時などのバラシを少なくする効果も期待できます。
また体感できるとは思えませんが…メインラインであるPEラインよりも太く、表面積の大きいリーダー部分が多くなる訳ですので、海水との抵抗が増えます。
ゆえに魚に負荷を掛け、弱らせる事にも一助している、つまりアングラー側を有利にする一因ともなっているハズです。おそらくは…
ロングリーダーのデメリット・欠点
デメリットは釣人であれば簡単に想像する事ができるのではないでしょうか?
- ノット部に起因するライントラブルが増える
- 費用が高くなる
7ヒロ(10m)クラスのロングリーダーを組むと、必然的にノット部をスプールに巻き込む事となります。そしてその状態でキャストを行わなくてはなりません。
するとノット部が引っ掛かる、ラインがスムーズに放出されない、等に起因し飛距離が出ないorバックラッシュ、などのライントラブルを起こす可能性がでてきます。
私の場合はベイトタックル、そしてワインドレス機のリールを使用しており、あまり気にした事もないのですが…
スピニングタックルだとスペーサーPEを入れたり、うんぬん…と色々とめんどくさいみたいですね。そのあたりはスピニングタックルを使用する方などに聞いてみてください。
そして費用が高くなる、というのは当然にリーダーの使用量が多い(長い)為、仕方がありません。
微々たるモノかもしれませんが、ショートリーダーよりも費用は掛かってしまいます。
しかしコレらのデメリットがあったとしても…「確実に魚を獲る!」為には、ロングリーダーは非常に有効なラインシステムだと言えるでしょう。
ロックショアでのルアーゲーム、リーダーの長さは?ロングリーダーって必要??、さいごに
今回はロックショアでの釣りにおける「リーダーの長さ」そして「ロングリーダー」について、を記させていただきました。
いわゆるショアでの釣りと同じ長さのリーダーを用い『魚とのやりとり、磯際の攻防が難しい…』なんて思っていた方は参考にしてみてください。
私の独断的な意見ではありますが、迷っていたのであれば上述した事を参考に、あなたに適したリーダーの長さを見つけるのが良いでしょう。
あなたがまだ見ぬ大物を釣り上げ、その手にする事を祈っております。
またメインラインであるPEとリーダーの組み合わせ、に関してお考えであればロックショアでのラインシステム、PE〇号には何号のリーダー?組み合わせ・バランスについて、の記事などをご参考に!
ちなみに私がよく使用する、おすすめのリーダーは▼コチラ▼
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