お世話になっております、ロックショアアングラーのおりこみです。
先日、友人と釣具屋を訪れた際、
磯靴のシューズタイプってどうなの?
使い易いの?
何このダイヤル?
と、様々な質問責めにあってきました。
友人はさほど沖磯での釣行に赴く訳ではないのですが、磯釣りに興味があり、現在はブーツタイプを所持している、との事でした。
もしかして初心者の方、沖磯での釣行の経験の浅い方、同行する熟練者のいない方などは磯靴・磯用シューズについて迷っているのでは?
既に磯靴、磯ブーツをお持ちの方でも、もっと良い物はないか?次に購入するとしたらどれか?と考えた事はあるのではないでしょうか。
磯靴はロックショアでの必須装備、沖磯へ渡礁する場合、履いていなければ渡船を利用する事はできません。
また安全な釣行の為にも、決して妥協を許す物でもないのです。
今回は、私のおススメする磯靴2点をご紹介します。
ブーツタイプorシューズタイプ?
ソールの種類は?
これらについてお話します。
ロックショアという過酷な環境に挑む皆様の釣りが安全に、道具選びが少しでも楽になれば、と執筆しました。
ロックショア釣行におすすめの磯靴・シューズ
まずは私が現在使用しているものをご紹介します。
2015年に発売された製品であり現在は販売されていません。
しかし私が6年間ほど沖磯、地磯釣行でも使用している物で、この磯靴を詳しく見ていく事で必要な性能、私がおススメする物の良い点などもおのずと見えてくるのでは、と思います。
既に磯靴や磯ブーツをお持ちの方はそれと比較してみてください。
新たな選択肢として一石を投じるかもしれませんよ。
シマノ ドライシールド ジオロック カットラバーピンフェルトシューズ FS-155N、良い点・メリット
私がこの磯靴・シューズタイプを初めて使用したときの事、をなんとなく覚えているのですが…
- 軽い!
- 蒸れない!
- 足が楽!
この3点に尽きるかと思います。
紐靴は渡礁の際、釣りをしている最中、靴紐がほどけて引っかかる可能性があり危険…
その為か、沖磯ではブーツタイプが主流だったと思います。
しかし2015年当時、私を含めまわりの沖磯釣り師たちがこぞって、ブーツタイプの磯靴からBoaシステムの磯シューズ、へ鞍替えしていったことを記憶しています。
正直なハナシ…磯ブーツって、あまり良くないですよね?
足へのフィット感がなく、踏ん張る事がし辛く、感覚をつかみ辛い…ゆえに足が疲れる、という訳です。
おそらくその頃に初めて磯靴に実装されたシステムなのではないでしょうか?
ダイヤルを押して時計回りに回すことで足全体に均等にフィットする為、フィット感が抜群。
そしてダイヤルを引っ張ると解放、と着脱がスムーズに行えます。
加えて私はこの磯靴を6年間使用しています。
沖磯でのロックショア釣行というハードユースで、です。
頻度にもよるのですが普通は1シーズン~2シーズン程度、でソールが使い物にならなくなり更新せざるを得ません。
しかし長期の使用が可能となりました。ジオロックソールシステムの搭載です。
磯靴の消耗限度を決めるソールを交換できる、という画期的な物。
またこのシステムがもたらした恩恵はそれだけではありません。
例えばですが、
- 磯釣り⇒ピンフェルトソール
- サーフなど⇒ラバーソール
- 船釣りなど⇒ラバーフェルトソール
など多種の釣りを嗜む釣り人であれば、数種類の釣り用シューズを準備せねばならない煩わしさ、から解放されます。
1つの磯靴に替えソールを準備すれば良いのですから、コスト面を考えても秀逸です。
私は沖磯・ロックショア釣行の場合、カットラバーピンフェルトソールを使用しています。
潮に濡れた岩肌であればフェルト、海苔の生えた磯であればスパイク、が最も効果を発揮しますがどんな磯に渡れるかはわかりませんし、混在する磯も多々あるのですが…
様々な状況に対応できるよう、このソールを採用している、という訳です。
シマノ ドライシールド ジオロック カットラバーピンフェルトシューズ FS-155N、悪い点・デメリット
ここまで良い点ばかりに触れてきましたが、もちろん良いことばかりではありません。
後継モデルがコチラ⇓
ハイエンドモデルではないのですが、この程度のお値段となります。決して安くはない…
探してみると良さそうな磯靴で非常に安価な物、が存在するのも事実なのです。
しかしながら、替えソールを使用する事により6年以上使用でき、Boaシステムも釣具店を通しシマノで修理が可能。(自身で部品類を購入し、自分で修理という方法も)
シマノがジオロックシステムの販売を止めるor規格の一新、がなければ「一生もの」は言い過ぎかもしれませんが、10年ぐらいは使用できそうです。
消耗品ではなく資産となっている事を考えると、コストパフォーマンスは悪くないでしょう。
そもそも6年以上使用できる堅牢性、耐久性を実証している訳ですが、他の物でソールを交換できたとしてそれが可能なのか?
と考えると一概に値段はデメリットではないですね。
ロックショアにおすすめの磯靴・シューズタイプ2選
シマノ リミテッドプロ ゴアテックス ボアシューズ FS-175U
シマノのシューズタイプの磯靴のハイエンドモデル、リミテッドプロ ゴアテックス ボアシューズ。
もちろんジオロックソールシステムもBoaフィットシステムも搭載。
さらには防水、透湿、ゴアテックスまで…
いいな~欲しいな~
次買うならこれかな?
私は何度も釣具店で手に取り、眺めたものです。
シマノ ジオロック カットラバーピンフェルト ドライシューズ FS-110V
私が現在使用している物の後継モデル、ジオロック カットラバーピンフェルト ドライシューズ。
ジオロックソールシステム、Boaフィットシステムも搭載。
防水、透湿、こちらはドライシールド。
ホールドテープなるものが新たに搭載、フィット感が向上していそうですね。
【追記】この記事の執筆後、磯シューズを更新しています。
シマノ ジオロック カットラバーピンフェルト ドライシューズ FS-110Vを実際に使用しての感想・インプレは、シマノの磯靴【インプレ】FS-110V ジオロック ドライシューズってどうなの?という記事をご参考に!
ジオロックソールシステムが採用されていますので当然、替えソールも準備されています。
サイズがSS~4Lまでラインナップされていますので、所有しているサイズに合わせ選定してください。
シマノカスタマーセンターにて、ジオロック交換ソール対応サイズ表を確認しておくと良いでしょう。
ロックショア釣行を安心・安全に、おすすめの磯靴・シューズタイプ、さいごに
ロックショア(沖磯)での必須装備であるシューズ・磯靴、そのおススメ2点をご紹介しました。
安全装備、保護具であり、重要な選択であると思います。
安心して、安全な釣行に挑んでいただければ幸いです。
そして磯靴・シューズタイプを使用する際に、忘れてはならないのが…防水ソックスです。
▼コチラの記事もご参考に▼
また磯靴と同じく渡船を利用する沖磯釣行の必須装備、ロックショアベストについては▼コチラの記事▼などが参考になるかと思います。
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